オンラインショップ開設しました。

3月 16th, 2018

この度、(既存のショッピングモール型ではない)直営型のショッピングサイトを開設しましたのでご案内させていただきます。

『ザ・ステレオ屋 オンラインショップ(BASE店)』
https://digitalside.thebase.in/

こちらでしかお求めいただけない商品もございますので、上記ショップをご利用いただくか直接のお問い合わせをいただけますと幸いです。
manager@digitalside.net
045-903-3900

『上記ショップ扱い製品の一例』
Vienna acoustics HAYDN GRAND SYMPHONY EDITION
marantz SA-10
marantz PM-10
DENON DCD-SX11
DENON PMA-SX11
Pro-Ject Essential III
YAMAHA CD-S3000
YAMAHA A-S3000
YAMAHA RX-A3070
(既存のモール型共々)
今後ともよろしくお願いいたします。

Nmode X-PW1 MKII

6月 22nd, 2018

今回はNmodeからの新製品をご紹介いたします。

【器用度・機能性ゼロでも(よければ)超ハイCPアンプ!】

結論から述べますと、かなりの“良作”となっております。

これで、数年前までの“アンプ大不作時代”(A-70無印以外まったく皆無)が嘘のように…
LUXMAN [L-550AXII] / TEAC [AI-503] / ELAC [EA101EQ-G] / SOULNOTE [A-0] / (次点)Pioneer [A-50DA]
…に加えて、今回のNmode [X-PW1 MKII]と正に「選びたい放題」となっています。

それではいつものようにレポートさせていただきます。

■Nmode [X-PW1 MKII]
●第一印象はものすごくストレートで、これぞ“ザ・アンプ”(増幅)といった印象です。素直で淀みが無く、突き抜けてゆくような直線的増幅(感)です。
●立ち上がりが早く、音の切れも鋭敏で収束の早い傾向となりますので、広がりや余韻感はありません。
●かなりのスピード感であり、(黒江的には)いわゆるハイスピード系ですが、(刺激感の強いサウンドのため)アグレッシブさも併せ持っています。
●分解能・レンジ感も上々であり、低域はかなりのタイト系、1音1音や音像が鮮明で、エッジ感は強め、音の先(尖端)がシャープです。(→いわゆる“先丸な音”の真逆ということです。)
●広角に展開はしませんが、音場のすっきり感、抜け、定位感も良好で、高域~低域はきれいに位相が揃っていて奥行き感も上々のサウンドとなっています。
○(次点のA-50DAを除く)L-550AXII / AI-503 / EA101EQ-G / A-0あたりに比べると(価格差もあることから)、S/N感・情報量・解像度・レンジ感などは上位陣に少し及ばず…となります。
○全体的に少し音の粗さ(荒さ)を感じますが、この手のストレート系アンプではどうしても出やすい側面でもあり、「長所ゆえに」といったところではあります。
黒江的好み度:S-

…と、かなりの黒江好みサウンドであったのですが、実はこのアンプ、プリメインアンプではなく(あくまでも)パワーアンプ(MAIN AMPLIFIER)であり、入力1系統(RCA)に対してボリューム(アッテネーター)が搭載されているため、限定的であればプリメインとして使えるので「まず先に」とプリメインとしての試聴を行ったレポートとなります。
この「入力1系統」は実際に使い続けると、非常に使いづらいものでありますので、プリメインとして導入される際はこの“不器用さ”まで愛してあげられる人に限られるかと思います。(笑)
(しかしながら、「入力1系統」で足りる、我慢できる方にとってはかなりのハイCPではないかと…。)

加えて、昨今はUSB DACなどが(USB・COAX・その他と)いわゆるデジタル系ステーションのように機能するものも多く、他にもRCAセレクターを導入したりすることで、彼(?)の不器用さをカバーしてあげることはそう難しいことではないかもしれません。

なお、本来のパワーアンプとして使用してもレポートの音傾向に変わりは無く、非常に優秀ですのでパワーアンプとしてのご検討もおすすめです。
(※パワーアンプ使用時は基本的に音量を最大値(100%)にして使用しますが、黒江的には最大値より90%~80%くらいでの使用が好印象でした。)

…と言うことで、久々の“じゃじゃ馬系ハイスピードアンプ”登場です。ぜひ一度聴いてみて欲しいサウンドです!

DELA D10 vs D100 リッピング対決

5月 30th, 2018

今回は少々マニアックな製品のレポートになりますが、CDから曲のファイル(データ)をパソコンや各種ストレージに取り込む、いわゆる『リッピングドライブ』をレポートいたします。

【普及モデルは最強クラスの限定モデルに近づけるか?】

概要としては、限定品(※既に完売)として発売されたモデルD10と、その普及モデル的位置付けのD100でリッピングしたファイル(データ)に、(以前から取り込んでいた)PCを用いたファイルを加えた3種で聴き比べてみております。

まず先に大体の環境や注意点を述べておきます。
D10/D100共に、主なリッピング方法はDELA(HA-N1AH20/2)とのUSB接続がメインであり、PCとの接続時はCORE i5(Windows 10)のPCを使用しています。
なお、取り込むCDは44.1kHz/16bitの一般的なCDで、取り込みは主にWAV形式のみとなっております。

※また、DELAとの接続時は(ストレージ側に依存している?)のリッピングソフト(使用アルゴリズム)が不明なこともあり、「バイナリィの一致」「C2エラー等」「ビットパーフェクト」などのテクニカルな検証は行っておりません。
(そのため、ビットパーフェクト環境を構築された自負のある先人の所持データと、今環境のリッピングデータが一致する保証はありませんので予めご理解の上、ご容赦ください。)

…ということで、「D10 with DELA」「D100 with DELA」「PCドライブでのリッピング(以前にリッピングしていた既存ファイル)」と(同一CDの同一曲をリッピングした)主に3つの同じ曲(音楽ファイル)を1台のNAS(DELA)にフォルダ分けをして保存したものをUSB DAC経由で聴き比べてみました。

■D10 vs D100 vs PC Ripping
●結論としては価格通りの評価(D10・D100・PCの順)となりました。(仔細は考慮しないとして)音質感の印象を表すと「D10 >>>> D100 >> PC」くらいのイメージであり、D10はさすがの音質であると感じられました。
●違いを感じられるのは、D10はその他の2つに比べ、やはりS/N感(クリアさ)を筆頭に、歪みっぽさの極小感、1音1音がよく見える解像感などが挙がります。
●D10を基準にすると、D100はやや見通しや抜けが悪く、PCはD100よりも更に見通しや抜けに劣化(感)を感じます。
●…となると「PCでのリッピング(データ)は相当なポンコツなのでは…」と思われるかもしれませんが、(今までこれで不満はなかったわけですし)元のCD再生と比べても(多少の違いはありますが)著しく粗悪なものではなく、(S/N感・情報量・1音1音の聴感に)違和感のない“ちゃんと聴ける音”となっています。

端的に述べますと、限定品のD10(※既に完売)は“非常にすっきりしている”印象でありますが、逆に言えば(CD再生時より)“すっきりし過ぎ?”といった印象も同時に抱きます。
しかしながら、次点のD100とPCになると見通しが悪くなるため、どちらが正解かは分かりません。(CDプレーヤーがすべてのbitデータを読み取って再生できているという限りもないため、CD再生がもっとも正しいとも言えず。)

間違いがないことは、この3種の同一?曲ファイルは明らかに音が異なって聴こえることであるのですが、ここで1つの疑問が浮かんできました。「そもそも、同じCDからリッピングしたものなのに音の違いがあっていいのだろうか?」…と。
そこで前述のような「バイナリィの一致」「C2エラー等」「ビットパーフェクト」などのテクニカルな検証が出てくるのですが、今回はそこまで掘り下げることは(時間的にも)できておりません。(ので、↑“3種で音が違う”ことが「おかしい」と思われる方は本製品をスルーしていただければと…。)

…ということで、あくまでも“聴感上”での検証・考察・感想ということになりますが、ここで今回もっとも重要な発表をさせていただきます。

『DELA D100にifi Audio社のiPowerを組み合わせるとD10クラスのクオリティに。』
http://ifi-audio.jp/ipower.html

D10のクリアさに驚いていた(&もう手に入らないことを残念に思っていた)ところ、(普段は人の意見に流されない派の黒江ですが)某所からの情報が舞い込んできました。
何でも、D100にifiのiPower(ACアダプター)を用いることでかなりの効果を得られたということ。
それではと、早速トライしてみたところ…「おっ!えっ!確かに良くなってるね。」とこぼすほどに、明らかに明瞭になっています。

これによって先ほどの関係性は「D10 > D100 >> PC」くらいになりました。(D10とD100の間は[>]1.5個分くらいかな…。)
改善点はやはり“すっきりさ”でして、D10には及ばないものの、非常に見通しが良くなりました。
もう1つ(繰り返しになりますが、何が正確かは別として)、D10のリッピングよりも『D100 with iPower』の方がD10にあった“すっきりし過ぎ?”感はなく、ちょうどいいところに収まっている、着地している感じがします。

※ifi AudioのiPowerの出力はD100付属のACアダプターよりも低出力となりますので動作を保証するものではありません。また動作時も正常動作と連続稼働は保証できませんこと予めご容赦ください。

…ということで、ザ・ステレオ屋(黒江)的には『D100 with iPower』非常に気に入りました。(情報ありがとうございます!笑)
そろそろCDのデータ化をしようかな…とお考えの方、ぜひご検討いただけますと幸いです。

P.S.
データの仔細な検証はいずれ取り組むかも?…かもですが。
リッピングも奥が深いですね…。

CHORD Qutest

4月 14th, 2018

オンラインショップBASE店もよろしくお願いします。
https://digitalside.thebase.in/

今回はCHORD社からの新製品Qutestをレポートいたします。

【機動力は兄弟似、サウンドは母親の面影を残すスマートなデバイス。】

結論から述べますと、DAVE・Hugo2(Hugo)と昨今、非常にハイクオリティのリリースが続く同社だけあってさすがのクオリティでございました。

本作のベースは2Qute・Hugo2となっておりますが、超会心作のDAVEで培った技術も取り込んでいるということで、嫌でも期待は膨らみます。
その実力やいかに…。

■CHORD [Qutest]
●第一印象はやはりHugo 2に似ているかな…という印象なので、下記も参考にしていただければと思います。
http://www.digitalside.net/?p=989
●S/N感や情報量はHugo2よりも向上しており、より見通しや抜けが良くなっています。
●キレキレという感じではありませんが、すっきりとした立ち上がりで、音場が広がってスッと消えていくサウンド傾向です。
●スピード感は“上の下”くらいで、ハイスピードの部類ではありませんが、上々のスピード感が感じられます。
●(黒江的に好印象だったのは)高い情報量ながらも濃厚・濃密感を感じさせず、(高い情報量が悪い方に行ったときのコテコテの)油絵的ではなく、パステル調に近い、「しつこさ」や「くどさ」の無い(爽やかな)サウンドです。(「パステル調に近い」だけでスカキンや薄いわけではありません。)
●(兄弟機同様)やはり全体的に少しウェット感が感じられます。
黒江的好み度:A+ (切れやスピードを求めない場合。)

端的に捉えると『Hugo 2のブラッシュアップ版』というまとめになりそうですが、個人的にはS/N感・情報量・解像度などに(親にあたる)DAVEからの血筋も感じ取れるサウンドであったと思います。
しかしながら、やはりDAVE(の主にスケール感・解像度・情報量・S/N感)が凄すぎてしまって、さすがに“DAVEに匹敵”“DAVEを彷彿”とは述べられないところではあります。(価格差的に当たり前ですが。笑)
ただし、“彷彿”まではいかないにしろ、DAVEの“面影”は十分に感じさせてくれるのでCP面から見ても非常に好印象でした。

加えて、なかなかの機能性も着目すべき点が多く、主眼のオーディオには同軸デジタル(BNC端子ですが、付属の変換端子でCOXCIALとなります。)、テレビやレコーダーなどとは光デジタル、そしてPCオーディオ用のUSBと1台で何かと使い回しが出来る点も良作と感じています。

超高級機(DAVE)もほんのり感じさせてくれる『コンパクトスマート』日々の音楽ライフのお供にいかがでしょうか。

SOULNOTE A-0

3月 19th, 2018

今回はSOULNOTEのアンプをご紹介させていただきます。

【(男たるもの)後ろは振り返らない、波状型攻撃サウンド。】

このところアンプのヒットが続いていますが、(当店のファミリーに)もう1台追加させていただくことになりました!

早速ですがいつものレポートで紹介させていただきます。

■SOULNOTE [A-0]
●ファーストインプレッションで抱いたのが、曲(音)の出だしに勢いがあって(曲の冒頭が「バンッ」「ガンッ」という感じで鳴りっぷりが良いので)曲に惹きこませてくれるサウンド傾向であるということです。
●音の立ち上がり、アタック音が鮮明且つ鋭敏であり、パワフルでありつつも高い鮮度感を感じさせてくれます。
●スピード感は上々ではあるものの、ハイスピード系の中で図抜けるようなポジションではなく、“まずまずのスピード感”といったところです。
●とは言え、鈍足さなどは微塵にも感じさせず、キレもあってタイトであり、(黒江的表現では)いわゆるアグレッシブ系に属するサウンドです。
●音場はやや狭い傾向ですが、ロックやメタルにはむしろジャストサイズの印象で、不自然な広がりや人工的な音場構築は感じさせません。
●S/N感(クリアさ)・分解能・レンジ感なども(ずば抜けては無いものの)上々であり、雑味や癖の少ないピュアな増幅をしてくれるストレート系アンプとなっています。
●硬質系(モニター系)ではあるものの、少し音は(暖色というより)ホット系(熱さがある)の傾向で、シャープで寒色といったイメージには当たりません。
○良くも悪くも“素直なアンプ”であり、オーディオオーディオとしたレンジ感、広がり、解像度を感じさせる音ではありません。
○ステレオ感や奥行き感、天地の高さなどもやや抑え気味であり、軽やかさ、滑らかさ、すっきり感などは薄いタイプです。
黒江的好み度:A+ (~S-)

…といった感じでしたが、黒江的にはいわゆる“典型的なアグレッシブタイプ”といった印象で、「バシバシ」「ガンガン」「ギンギン」に鳴らしてくれる爆走系としては大変高く評価できるサウンドでした。
そのサウンドをもたらしてくれている1つに、同社が最も趣を置いている『無帰還型』というアンプの方式があると考えておりますが、多くのアンプが採用している(詳細は割愛しますが)『フィードバック』というアンプの流れに逆流の信号を与える方式を(“無”帰還なので)取らないことで「目の覚めるような鳴りっぷり」を実現していると考察しています。
(一聴してすぐに「A級アンプっぽい鳴り方だな…」と思ったのが正にすべてではないかな…と。)

熱を帯びるシャウト系のボーカル、ガツンと鳴るギターの歪み、ドラムの(皮の)張りのテンション感、ドンと来るベースの殴打感と、個人的に好きな要素が満載で嬉しい限りです。
なお、巷では上位機種のA-2やA-1の評価が高いようですが、ザ・ステレオ屋 黒江的にはこのA-0をイチオシとさせていただきたいと思っております。
お値段も抑え目となっておりますので、ご検討いただけると幸いです。

黒江的 2017 – 2018 Summary Report. 2

2月 27th, 2018

今回からは先日の総括にワンポイントのコメントを入れてお届けいたします。
(各レポートへのリンクも入れておきますのでご検討の参考にしていただけると幸いです。)

◎=(主に好み度がA+以上の)黒江的お勧め
○=次点(イチオシには予算が足りない方など)
□=売れ筋(お勧めには入らないけれどよく売れているもの)
◇=その他(スペシャルな存在)

SPEAKER
◎Vienna acoustics [HAYDN GRAND SYMPHONY EDITION]
http://www.digitalside.net/?p=564

◎PMC [DB1 Gold]
http://www.digitalside.net/?p=715
http://www.digitalside.net/?p=719

◎ATC [SCM11](2014年4月~現在のシリーズ)
http://www.digitalside.net/?p=818

○DALI [OPTICON 1]
http://www.digitalside.net/?p=1001

コメント:3種を一言で表すとHAYDNは「クリア・キレ・スピード」、SCM11は「アタック感・重厚感」、DB1は「バランス・アグレッシブ」といったところであり、最も硬質なのがHAYDN、次いでDB1、次にSCM11となります。
(※ただし、特にHAYDNは上流~アンプの流れ次第では滑らかにも、艶やかにも鳴らせますし、むしろ他所ではそっちの鳴らし方が多いはずのですので、一般的には“硬質”といったイメージは少ないと思われます。)
バスドラの圧やベース弦のうねり等、パンチやエネルギーを重視するならSCM11を好まれる方が多く、エッジ感やシャープさとスピード重視の方はHAYDNを好まれる傾向で、DB1はその中間(からややATC寄り)に位置する傾向です。

もう少し加えると、情報量はSCM11、S/N感・分解能はHAYDN、全体の解像感はDB1となりますが、DB1は低音域の解像度とレンジ感が優秀の様でベーシスト(や低音域を重視する方)からの支持が多い傾向です。
パート別の支持層を見ると、ギターやボーカルだとHAYDN支持が多く、ドラムはSCM11が多めです。

とにかく、この3機種は(一度に、同時に)聴き比べて選んでいただきたいな…と思っております。
(OPTICONはこの価格帯では抜群の出来であり、予算次第またはサブなどではイチオシです。(限りなく“◎”に近い存在です。))

黒江的 2017 – 2018 Summary Report.

1月 31st, 2018

遅めになりましたが、2018年最初の投稿です。

今回は表題の通り2017~2018年をサマリー(総括)して、現在の『ザ・ステレオ屋』的な状況を整理してみようと思います。
(半年に1回、少なくとも年に1回くらいはしておきたいことなのですが、これまではなかなか実践・実行できておらず初の試みです!)

とりあえずは現在のお勧め(売れ筋)を一覧させていただきます。
◎=黒江的お勧め(主に好み度がA+以上)
○=次点(イチオシには予算が足りない方など)
□=売れ筋(お勧めには入らないけれどよく売れているもの)
◇=その他(スペシャルな存在)

SPEAKER
◎Vienna acoustics [HAYDN GRAND SYMPHONY EDITION]
◎PMC [DB1 Gold]
◎ATC [SCM11](2014年4月~現在のシリーズ)
○DALI [OPTICON 1]

AMPLIFIER
◎LUXMAN [L-550AXII]
◎TEAC [AI-503]
◎ELAC [EA101EQ-G]
○Pioneer [A-50DA]

DISC PLAYER
◎LUXMAN [D-06u]
◇LUXMAN [D-08u]
◎Pioneer [PD-70AE]

D/A CONVERTER
◇CHORD [Hugo 2]
◎Pioneer [N-70AE]
◎TEAC [UD-503]
◇CHORD [DAVE]
◎LUXMAN [DA-250]

CABLE
◎KIMBER KABLE [4TC]
◎TIGLON feet.ザ・ステレオ屋 [MS-DF12A TS]
◎audioquest [CARBON]
◎KIMBER KABLE [silver USB (B BUS Ag)]
◎KIMBER KABLE [RCA all Lineup]

…と各種へのコメントは再度の投稿にて書かせていただきます。

P.S.
PMC [DB1 Gold]がかなりお求めやすくなっております!
入荷数に限りがございますので、ご予約などお早めにお問い合わせください。

DALI OPTICON 1

12月 20th, 2017

今回はDALIのOPTICONシリーズから、もっとも小型で安価なOPTICON 1をご紹介させていただきます。

【ウェット系最速のコンパクトモニター!】

2016年5月下旬の発売から早1年半ということで少々“今さら感”があるかとは思いますが、(遅くなった)言い訳を先に述べてからレポートに入りたいと思います!
遅くなった理由として、当店のリファレンスモニター(スピーカー)は御三家の

Vienna acoustics [HAYDN GRAND SYMPHONY EDITION]
PMC [DB1 Gold]
ATC [SCM11](2014年4月~現在のシリーズ)

これらが不動のポジションを確立しており、(新製品などはほぼすべて試聴してきていますが)隙間に入る余地のない状態が続いております。
しかしながら、これらはいずれも(定価)20万円超えとなり、やはり「ビギナーには少々高嶺の花」というご意見を散見しておりました。
そこで、(以前はENTRY Siがあったのですが)もう少しお求めやすいゾーンでのタレント探しをはじめたところ(OPTICON 6などは聴いていたのですが、たまたま見逃してしまっていた)OPTICON 1に(今さら感がありつつも)辿りついた次第です。

…ということで、いつものようにレポートしていきたいと思います。

■DALI [OPTICON 1]
●キレキレ系ではないものの、アグレッシブ系に属するかなりのハイスピードサウンドです。
●アグレッシブ属とは言え、雑な鳴りを感じたり、粒の大きさや音像の肥大を感じさせることはなく、上々のすっきりさを併せ持っています。
●シャープさ・レンジ感・クリア感・分解能・解像度は(さすがに)御三家には及びませんが、全体的な音質は(御三家の1つ下のクラスには収まっており)CP的に非常に高く評価できるクオリティとなっています。
●全体的にウェット感のあるサウンドではありますが、(ハイスピードなメタルなどを聴くと)癖を乗せてくるような傾向にはなく、(色艶を乗せてくるものに比べれば)解析的なモニタータイプである印象です。
●早い立ち上がりと高いレスポンス感があり、余計な余韻感がないことなどがハイスピード感に繋がっており、明瞭・軽快さのあるサウンドとなっております。
(ここからは御三家と比較すると…)
○S/N感・解像度・分解能・情報量・レンジ感などなどの基本的音質(性能)は少し見劣りする点もありますが、クリアさやスピード感は(御三家以外の)そこそこ高価なスピーカーと比べても負けることはありません。
○“ウェット感”が少し悪い方に出ると、エッジ感(音の輪郭)のやや甘さになり、くっきりハッキリと言ったエッジ感ではありません。(もう1キレ欲しいという点にも繋がります。)
○音の細かさなども御三家には及ばずですが、(ボワボワ・ドヨドヨ・モゴモゴとした音の製品が多い中)このクラスでは破格のクラスです。
黒江的好み度:A (~ A+)

“御三家と比べると”どうしても辛めになる点は幾つかあるものの、かなり秀逸なモニターであることに間違いはなさそうです。
検討に際しては良くも悪くも“ウェット感”を(みなさんが)「どう思われるか」くらいが気がかりでありましたが、曲調(特に歌物)によってはこの“ウェット感”が、かえって気持ち良く聴こえたりするので最終的には(黒江的には)あまり気にならなくなっていました。
何よりも“御三家”の半額以下くらいで入手できるわけですから、CPに関して言えば「非常に優秀」の一言に尽きます。
(サイズも小ぶりなので限られたスペースでも設置しやすいです!)

…ということで、ぜひビギナーさんや、ヘッドフォン専からの卒業などの際にはご検討いただきたい1台(1組)となりましたので、気になりましたら要チェックしてみてください。(全国的に試聴できるところは多そうです。)

Pioneer PD-70AE

10月 4th, 2017

今回はPioneerからの新製品、PD-70AEをレポートさせていただきます。

【“何も感じさせない”ことが、1つの完成形であること。】

結論から先に述べてしまいますが、今作は“個人的ヒット”なんて領域ではなく、正直言って“驚き”と述べた方が正確な表現であるように思えるサウンドとなりました。
国内他メーカー・ブランドの競合機種を研究し(意識し)開発されたとは伺っていたものの、どこかで「それでも(庶民派?の)Pioneerの手掛けるものだから…」のような、いわゆる「ハイエンドとは違う音」を想像していたのですが(謝罪)『ハイブランドの他機種と聴き比べても遜色は無い』というのが個人的な感想です。
(Pioneerさんがこういった完成形を手掛けて来るとは…。)

…ということで、いつものようにレポートさせていただきます。

■Pioneer [PD-70AE]
●サウンドステージのS/N感が非常に高く、極限まで抑えられた背景ノイズ(感)によって「無音の空間に突如として音が現れる」ような出音です。
●1音1音の作りが非常に精密・繊細かつクリアであり、分解能・S/N感・粒立ち・質感など様々な“1音”をしっかりと再現しています。
●帯域バランスも極めてフラットに近く、低音域から高音域まで広くしっかりと出力されています。
●高い密度感・情報量を感じさせつつも、かなりのハイスピードであり、音の抜け(サウンドステージ後方から体を通り抜けるスピード感)、音の切れ(無駄な余韻を出さずに収束する)、立ち上がりの俊敏さ(溜めや詰まりのない明確な立ち上がり→「ダ」という音が、「ッダ」のようにならない)なども秀逸です。
●低域はタイトでありつつも深さがあり、「ドッ」「ズッ」といった切れ込むようなスピード感で低周波域を再現します。
●“立ち上がり”と“収束”が速いため、連続音にも強く(滑舌が良く)、高速ビート・リフ・刻み・スラップなどが明瞭に聴き取れます。
●“寒色系”・“硬質(系)寄り”・“モニター調”ではありますが、(高い情報量の恩恵か)ボーカルが機械的に聴こえることはなく、シャウト系の歪みもしっかりと表現できています。
○強いて言えば「ほんのりとしたウェット感」を少し感じることがあります。
○“デ***”と“ネ****”が良くないのでは…?(後述)
※設定はデフォルトの「SHARP」にて、44.1kHz/16bitのCD再生時の印象です。
黒江的好み度:S

文字通り「いつものように」一応のポイントを箇条書きしてみましたが、良い意味で「ただただCDの情報を再現しているだけ」というイメージが強く、『出てくる音のきれいさに、特別な感情を抱かず聴いている』ような状態となりました。
よく「何も足さない、何も引かない」と喩えられることがありますが、ほんのりウェット(艶)感を(稀に、ほんのり)感じることがあるくらいで、かなり純度の高い出音であることには間違いがありません。
(※とにかくノイズ感が少ないので、原音[原曲]を崩さないようにノイズ処理はされているのかもしれませんが…。)

よって、(内部的に上げているわけではなく)余計な余韻や音色を付加させていないため、必然的にハイスピードなサウンドとなっている(であろう)ことは黒江にとってもっとも高く評価したいポイントでもありました。

なお、型番がPD-70AEということで、PD-70の後継機種的な位置付けに思われるかもしれませんが「ハッキリ言ってPD-70とはまったく異なる製品となっております」ので、この型番から何かを想像されることは控えてください。
(PD-80でも良かったし、PD-90もあったと思いますし、音のレベル考えたらPD-100くらい付けても良かったと思うんですけどね…。)

…ということで、
(当プレーヤーはUSB DAC機能は無いため)このタイミングで純粋なCDプレーヤー需要がどの程度あるのかは分かりませんが、音楽好きの方にとっては今までのライブラリーがあり、まだまだCDを聴く機会が少なくないように思えます。
黒江的には「決定版となる1台」と言えるDISCプレーヤーとなっておりますので、ぜひチェックしていただけますようお願いいたします。

P.S.
音には関係が少ないので欄外での記載といたしますが、黒江的マイナスポイントは“デザイン”でしょうか。
サウンド面での工夫で、筐体(シャーシ)を屈強にし、自重を上げたかった…というところまでは理解しましたが、もう少しどうにかならなかったのな…。とは思います。
「せめて、このデザインならブラックが欲しかったな…パイオニアさん…」。

デザインは
人それぞれだと
言うけれど

P.S.
Pioneer製品の高評価が続いていますが、現在の開発スタッフと比較的に音の好みが近いようです。
(本当は欲しいくらいですが、笑)1度も袖の下を戴いたことはありませんし(A-70も条件付きでの評価でしたし、その後継アンプに関しては不評でしたし)、レポートを書かせていただくのは黒江的に“推しどころ”があるものにさせていただいておりますので(個人的ヒットのように書いているものは)「あ、これは気に入ったんだな」程度に解釈していただけますと幸いです。
そもそも僕の音に対する感性は万人と共通していませんしね…。

CHORD Hugo 2

9月 22nd, 2017

今回は(ちょっと高額になりますが)、目下ヒット中の注目アイテムをレポートしたいと思います。

【持ち運べるハイエンドオーディオ、機知縦横のHQサウンドデバイス。】

以前にレポートいたしました(参照URLは後述)同ブランドの据え置き型ハイエンドモデル“DAVE”は(好みうんぬんを超えたところで)非常に高く評価できるサウンドであったため、珍しく高額なモデルに触れさせていただいたわけでありますが、この“Hugo2”はそのDAVEを「可能な限り小さく、そして省電力化して小さな筐体に詰め込んだ」(と、メーカーも述べているような)モデルとなっております。

…と、結論から先に述べますとDAVEと同様に(黒江の好みのどストライクではありませんが)“非常に高く評価したい”製品となっており、(中々の高額であるため特別ではありますが)ぜひ紹介させていただけたらと思っております。

なお、前述の通り、「DAVEのノウハウをふんだんに詰め込んでいる」こともあって、サウンドの傾向・印象にも共通点が多いため、まずは“DAVE”のレポートもご一読いただけますようお願いいたします。
『CHORD DAVE』
http://www.digitalside.net/?p=934

その上で、あらためて「CHORD Hugo 2」をいつものようにレポートさせていただきますと…

■CHORD [Hugo 2]
●一聴してすぐに「おっ」っと思わせてくれるのがサウンドステージ、1音1音と、共に高いS/N感であり、音の雑味や背景ノイズが非常に少なくクリアなサウンドであることです。
●帯域バランスも良好で高音域~低音域まで、どこかの帯域の量感が出ることもなく、引っ込むこともなくきれいに揃っています。
●高域の硬さ、低音の緩みなどもなく、高い分解能と解像度を両立、ややウェット感のある傾向ですが、主張の激しい“芸術的”な癖や味付けは無く、比較的“分析的”(モニター調)で元の音を変化させていない分類であると言えます。
●「透き通る」感もありつつ、しっとりさ、スムーズさを併せ持っていて、きつめのピーク感は感じられないことから“やや上品な音”に感じられる印象です。
○強いて言えば(広大であったDAVEと比較してしまうと)サウンドステージは広めとは言えず、適度な広がりとなっております。(決して「狭い」ワケではなく、並程度かと思います。)
○スピード感も鈍足ではないものの、「中速~やや速め」といったところであり、シャープさやキレ、ハイスピードを好む(音の条件の上位にされている)方には少し物足りなさがあるかもしれません。
黒江的好み度:採点不能

…といった感じで、「これ、本当にポータブル系?」と思わず口にしてしまったくらい、バスパワー駆動の(バッテリー内蔵の電源不要タイプ)ポータブルデバイスとは思えないほどの比類なき実力を持っていることは確かなようです。
バッテリー駆動もでき(充電しながらでも使用可)、LINE OUTで聴いても良し、ヘッドホンで聴いても良し、USB入力・光デジタルなどの豊富な入力群となかなか隙のないプロダクトとなっておりますが、少々疑問が残ったのは同軸デジタル(COAX)はミニコアキシャル端子となっており、同軸デジタルケーブルを接続の際はRCA→ミニプラグ変換(普通のラインケーブル用でOK)が必要となる点でしょうか。(このミニCOAXはDUAL仕様ということで、何か将来的な拡張に繋がるのかもしれませんが…。)

据え置き機として(リリースされていて)も実力十分であるに関わらず、手軽に持ち運べてどこでも使えるとあれば(少々お高いですが、使用頻度・回数で元が取りやすく)CPは決して悪くないアイテムだと思います。
そろそろ“決定版”の1台が欲しいな…と思われている方はぜひご検討をお願いいたします。

P.S.
スピード感は決して「ハイ」ではありませんし、「キレッキレ」というワケでもありませんが、決して鈍足でないスピード感がありますし、S/N感の高さと抜けの良さなどで見通し良く聴くことができるため(黒江的には)メタルはギリギリセーフで聴けます。
色々なジャンルを聴かれる方であれば必ず良い選択になるかと思いますので要チェックです!