Archive for the ‘購入記:オーディオはじめました’ Category

オーディオはじめました。 – 予算と試聴 1 -

水曜日, 5月 18th, 2016

しばらく間が空いてしまいましたが、購入記『オーディオはじめました。』再開したいと思います。
(※連載はカテゴリー【購入記:オーディオはじめました】でまとめ読みできます。)

前回の試聴で『予算の壁と無駄買い(を避けるため)のジレンマ。』を実感した2人。しばらくして再度の試聴をお願いしてきました。
(略記は黒江→黒・番場→DB・湯川→HY・番場&湯川→2人)

2人『予算をもう少し上げる前提で、やっぱりHAYDNとか、ザ・ステレオ屋さんのイチオシ系と(前回のENTRY Siとかを)聴き比べたいです。』

何やら気持ちは動いてきているようですが、無理はさせたくありません。
黒「ENTRY Siも(あの価格帯では)かなりイチオシなんだけどね。(笑)」※ENTRY Siは廃番となっております。
2人『とりあえず、もう少し上のも聴いてみて判断しようかと…。』

…ということで2人のリクエストに応えて、前回の“予算抑え気味システム”と“当店の大定番システム(いわゆるザ・ステレオ屋リファレンスシステム)”を聴き比べてもらうことになりました。

比較試聴機器(1例:以前の記録ですので廃番も多いためご注意ください。)
<前回の組み合わせ>
☆CDプレーヤー&各種メディアプレーヤー:ノートPC(Windows) with NuForce [uDAC2]
☆アンプ:NuForce [iCON2]
☆スピーカー:ALR/JORDAN [ENTRY Si]
↑要は(初回に予定していた10万円で)予算が確実に足りるであろうというシステムです。

<今回の組み合わせ>
☆CDプレーヤー&各種メディアプレーヤー:Aura [neo]
☆アンプ:Pioneer [A-70]
☆スピーカー:PMC [DB1 Gold] & ATC [SCM11] & McIntosh [XR50] & Vienna acoustics [HAYDN GRAND SYMPHONY EDITION]
↑一気に予算は跳ね上がりますが、ここ数年来の「イチオシできるモデル」なスピーカーに注力した比較試聴です。

…と、試聴結果の前に少し当店のスタンス(の一部)を紹介させていただきます。

「(前述にもありますが)当店のデモ機に廃盤品や型落ち品が多い」のは(以前から何度も述べてきているように)そもそものオーディオプロダクトに「ロックやメタルを上手く鳴らしてくれるものが少ない」ことに起因しています。
毎年、1年間を通して(当店の取扱い品目の中心となるものは)ほとんどの新製品を試聴しておりますが、ロック・メタルユーザー(リスナー)に「ぜひ聴いてもらいたい!」と思えるものは極わずかですので、(同じようなジャンルと価格帯のものが見つかるまでは)なかなか以前のモデルを手放すことができないというわけなのです。(気に入っているサウンドのものは比較試聴のリファレンスとしても重宝しますしね。)

ですので、必然的に「ちょっと前のモデル」が残りやすい状態にあるわけですが、この「箱入り娘」達を絶対に嫁がせないというワケではありません。
(デモ機の処分は少しお安くしてあげられるものもあるので)今回のように(予算の関係だったり、音的に代わりが提案できないときなど)嫁ぐべき人が見つかれば喜んで嫁がせているのです。

ただし、誰彼構わずというわけにはいきませんし、こちらが「まだ手放したくない」と考えるうちはお断りさせていただくことも多くございますし、お譲りするとしても、親心としては後者の「音的に代わりがない」=「その子を大切に使い続けてくれる」方が要素としては大きいです。
(そんな親心を貰い手も分かってらっしゃるからか、あまりお安くできなくても「ぜひこの子を僕にください!」という流れになることが多いのですが。^-^;)

…そういった理由から当店には(ブログ等にも)「ちょっと前のモデル」が散見されますが、暖かい目で見ていただけると幸いであります。
(前述の通り、僕たちとの折衝次第ではお譲りすることもできます。…お安くできるかは分かりませんが。)

…といったところで、そろそろ「試聴の結果」を発表したいところですが、(コラムが長くなりましたので)次回に続きます。

オーディオはじめました。- Prologue -

金曜日, 10月 9th, 2015

「黒江先生…!!    オーディオがしたいです……」

…と涙ながらに言ってきたかは、どうだったかよく覚えていませんが、2人の青年が“あくる日”にいよいよオーディオ導入の決意を固めてくれました。

(仔細は割愛しますが)2人とはプライベートでも仲が良く、僕の良き理解者でもあり、いつも応援してくれていますので(僕がザ・ステレオ屋の経営を支える)店長であることも、誌面等への執筆(内容など)もよく知っていてくれていることと思います。
なので、よく知っている仲だからこそ、(自分の商売である)オーディオを押し付けるわけにはいきません。
それでも、イベントや来店時には「やっぱちゃんとした音で聴くと違うなー」「欲しいんですけどね…」などと言ったり、こちらからも「そろそろ買ってみる?」なんて会話があったりして、「じゃあ次のボーナス出たら相談に来ます」みたいな“未遂”レベルまでは話が深まったりとしていました。(具体的に何機種か紹介してあげたりも…。)
そんなかんなを繰り返しながら月日は進み、前述の“あくる日”を迎えます。

『予算の壁と無駄買い(を避けるため)のジレンマ。』

ここからは会話方式で書き出していきます。(略記は黒江→黒・番場→DB・湯川→HY・番場&湯川→2人)
(くどいですが2人とは仲がいいので黒江が敬語ではないのですが、何卒ご理解ください。)

黒「とりあえず、具体的な予算はどのくらい?」
2人『10万円くらいは確実に出せますが、それだと足りませんか?』
黒「(年齢的にも)やっぱりそのくらいだよね…、(2人は)楽器とかも買うしね。 組み合わせによってはもう少し…ってなるかもね。」
2人『どんなのが候補ですか?』
黒「音の好みにも拠るけど2人は俺(黒江)のリファレンス的なサウンドの方向性でいいのかな?」
DB『自分は今までたくさん聴かせてもらってきて、それでOKです。』
HY『僕も大体OKで、もう少しだけ聴き比べたいです。』
黒「了解です。そしたら、次は大きさの制限かな。(いくつかのスピーカーを見せて)この大きさまでしか入らないってある?」
DB『自分のところは他に物が少ないこともあって大体置けそうです。』
HY『僕はできれば(かなり小さめのモニターを指して)このくらいがいいです。』
黒「PCとか置いてるデスク上の両脇に置きたいんだっけ?」
HY『そうですね。』
黒「了解、だいたい分かったので今日はとりあえずENTRY Siを聴いてもらっておこうかな。」

…と、2人の予算、HY君の大きさ制限に見合って、もっとも黒江がオススメしやすいALR/JORDAN [ENTRY Si]を(とりあえず)聴いてもらうことに。

(試聴後)
2人『音の方向性はいい感じだったので、ザ・ステレオ屋さんのお勧めから選んでもらえれば。』
DB『ただ、自分は結構前から何度も聴かせてもらってきたので、(どうせ買うなら)もう少し上のランクのスピーカーも捨てがたいかな…と思いました。』
HY『僕もENTRY Siは価格・大きさからしたら相当良いと思えたんですが、リファレンスのスピーカーと比べると…。』
2人『悩ましいところですね。』

…とと、ここで(見出しの通り)当初の予算と(本当に欲しいなと思える)実際の予算のジレンマが生じてきてしまいました。
焦って買うこともないですし、HY君は設置の工夫などができるかもあったので「どんどん上げていくつもりは無いけれど、予算に関しては今一度検討してもらうプランも提案させてもらうかも」…と(設置予定空間の採寸もお願いしつつ)2人には伝えて一旦お開きにいたしました。

一先ずは予算で買えるものを買って、後々(人によりますが数か月~数年)に入れ替えていくのもオーディオ購入のセオリーですが、(一先ず買ったものを下取りなどするにしても)買い替える回数が多くなるほど結果的な出費は大きくなるので時には予算を上乗せしてでも長く付き合えるものをセレクトする方が賢明な場合もあります。

2人はどんなプランを選ぶのでしょうか…。次回に続きます。

『DB君・HY君のオーディオはじめました。』(不定期)連載スタート!

金曜日, 9月 4th, 2015

(様々な理由から)しばらく更新の間が空いてしまいましたが、またポツポツと更新してゆこうと思っております。

なお、(↑様々な理由の一つですが)BURRN!誌での連載が9月5日発売(←土曜日になるので多くのところでは本日発売)の今月号より再開されています。
ちなみに、同誌に於いて先月号では同一タイトルのアナログとCDを聴き比べる特別企画を手掛けており、かなりの時間と労力を費やしてしまったのも“blogを留守”にしてしまった一因でございました…。(それだけ大変だった割には「校了で気が抜けてしまったりで」こちらでの告知もやらずじまいでしたが…。^-^;)
今後は連載も再開ということで、ブログが疎かにならないように努めたいと思っております。

…と、タイトルの通り、今までにはなかったタイプの不定期コンテンツをはじめます!

仲の良い(20代の)ユーザーさんお2人によるオーディオ機器(導入)実践編レポートとして、当店が手掛ける『プランニング(買い方)・コーディネート(組み合わせ指南)・テクニック(調整アドバイス/ノウハウ)』などをお届けできればと思っております。
具体的なやり取りなどが読んで取れる内容となっておりますので、このコンテンツを読み進めていただければ、なかなか当店に足を運べない遠方の方・ご多忙の方・スケジュールが合わない方でもバーチャルな(感じで当店との)やり取りを体験していただくことができます。

協力していただいているのは『番場 大輔さん(DB君)・湯川 秀人さん(HY君)』(コンテンツ中は堅苦しくなるので“君づけ”で呼ばせていただきます。)のお2人です。
比較的お住まいも近く、よく知る仲でありますので少々贔屓にした対応(主に機器類の貸し出し)が見受けられることもあるかと思いますが、“ガチな企画”となっていますのでお2人(のオーディオ・音楽ライフ)が成長していく様を楽しんで(少しでもの参考になれば)いただければ幸いです。