Archive for the ‘未分類’ Category

my-musicstyle vol.9

金曜日, 5月 23rd, 2014

実行委員(のリーダー)である、わたくし黒江がなかなか時間を割けなかったこともあり、長らくお休みさせていただいていた「ビギナー向けのオーディオイベント“my-musicstyle”」ですが、約4年の沈黙を破り、ついに再始動させていただきます!

詳細はまたあらためさせていただくとして、今日は取り急ぎの開催宣言です。

TITLE : my-musicstyle vol.9
DATE : 2014/08/24 Sun.
PLACE : YAMAHA GINZA STUDIO
LINK : http://www.my-musicstyle.com/

Coming Soon!!

twitterはじめました。

水曜日, 12月 4th, 2013

https://twitter.com/the_stereoya

『WAVファイル』ってなんて読む?

土曜日, 2月 16th, 2013

たまには緩めのエントリーでも書いてみます。

表題の『WAVファイル』、みなさんはなんて読んで(呼んで)ますでしょうか?
ワブファイル?ウェブファイル?それとも、ダブリューエーブイ…ってこれはなさそうですね。

黒江的には断然、当然、「ウェブファイル」です。
正直言って機器のレポートとかには(好みの問題や聴いているジャンルなどでも大きく変わってくるので)異論・反論いただいても構いませんが、本件については異論・反論を一切受け付けません!…と言いたいくらい「ウェブファイル」です。

…と、こんなことで熱くなっても何ですし、もうちょっと理論?的に「なぜウェブファイルなのか」を少し解説させてください。

そもそも“WAV”というのは“拡張子”と呼ばれるファイルの種類を表す、「ファイル名の後に続く苗字(ファミリーネーム)」みたいなものです。
代表的な拡張子には“txt”(メモ帳)とか“htm”(WEBページ)とか“mp3”(圧縮音源)とか“xls”(エクセル)とか“doc”(ワード)とか“pdf”(書類)など色々とあります。
(“abcdefg.txt”というファイルなら、(フォントとかサイズの指定が出来ない簡易な)テキストファイルのファミリーのabcdefgという名前の子といった解釈になります。)
ファイル名と拡張子の間には必ず“.”(ピリオド)を入れるのがルールで、ピリオドの前がファイル名(「黒江 昌之」なら下の名前「masayuki」)、ピリオドの後が拡張子(苗字)です。
(日本人が海外で名乗るときに「ファーストネーム・ファミリーネーム」[masayuki kuroe]で名乗ったりするのと同じですね。)

つまり、拡張子はそのファイルがどんな種類のファイルであるか、(そして、その種類のファイルをどのソフトで開く、実行するか)を分類するために定められた動作管理用のファイル名(の一部)というところです。
(なので、この拡張子を例えば“mp3”→“txt”に変更すると正常に開けないことがあります。→特に古いWindowsでは基本的に開けません。)

ちなみに、AppleのMac OS系にはこの拡張子の概念が(あまり)無く、(Windows系よりは簡単に)変更もできないのでファイルが開けなくなることが少ないですが、実際はファイルデータの中に拡張子と同等のデータを保持しており、(変更しやすい)ファイル名という外側に露出しているか、ファイルの中に埋め込まれているかといった程度の違いであるのでMac OS系にも拡張子に似た概念は存在しています。
(最近はMacとWindows相互でファイルを共通・共有・共用できますしね。)

…で、でで、ここからが本題です。
“txt”が“TEXT”を短縮したものであることは多くの方がご存知ではないかと思いますが、“wav”も本来は4文字の短縮形なのです。(短縮って言っても1文字だけですが…。笑)

……そうです。もうお分かりいただけたのではないかと思いますが、“wav”は“WAVE”を短縮したものなのです。
なので、『WAVファイル』を正式に呼ぶとなれば「ウェーブファイル」または「ウェイブファイル」、それを短縮したものなので『WAVファイル』の呼称は「ウェブファイル」の方が自然なのだと思うのです。
(実際、今でいう“DTM”[DeskTopMusic]などが浸透し始めた頃は宅録ユーザーをはじめ、エンジニアやプレーヤー、レコーディング系の雑誌などでも「ウェブファイル」ってみんな言ってましたし、むしろ「ワブファイル」なんて言ってるヤツ見かけたことないです!笑)

(ここまで書いてる時点で一切Wikipediaとかを見てないのであくまで予想ですが、)
『WAVファイル』はおそらくWindows系に搭載されたライン入力やマイクからの音声入力を録音できる「レコーダー」(?だったと思う)というアクセサリソフトが録音した音声をファイル出力するときに付けられ始めた拡張子なのではないかと思います。(もしくは広く使われるようになった。)
そして、この「レコーダー」を使用すると入出力された音声が常に“波形”としてモニタリングされるので(サウンド:SOUND)ではなく、WAVEになったのかな?…と。(WAVEの方が当時主流だった3文字拡張子にしやすかったのも一因かもしれません。“sou”とか“snd”だと分かりにくいですもんね。)

なので、なので、黒江的には断然、当然、「ウェブファイル」です。
…ので、(ワブ派のみなさんには)「ワブファイル」と今後も言ってもらってもいいんですが、「ウェブファイル」と言っても怒らないでくださいね。

P.S.
…というか、誰なんでしょう「ワブファイル」とか言い始めた(書き始めた)人は。
(ご存知の方いましたら教えてください。○○に行きます!笑)

ちくわぶ

アナログPCオーディオのススメ。

木曜日, 5月 31st, 2012

タイトルを見ると「何のこっちゃ」と思われそうですが、今回(からしばらく)は黒江的?黒江流?のアナログの楽しみ方をご紹介したいと思います。

(弟分のヤツと連動企画になっているのは意図でもあり、たまたまでもあります。弟分は以前からアナログにのめり込んでいたので「blogで取り組んでみたらどうかな?」と言っていたので…。)
http://blogs.yahoo.co.jp/digital_side

【HARD ROCKやHEAVY METALのハイレゾ音源が無いなら、作っちゃえばいいんじゃん!】

少し前のレポートでも書いている通り、以前から黒江は「聴きたい音源が無いからハイレゾ(high resolution:ハイレゾリューション)は興味が無い」と声高に申しておりました。

ハイレゾ音源とは…一般的なCDの音質を数値で表すと『16bit/44.1kHz/1411kbps』という3項目に分かれ、音の高さと低さや1秒間あたりのデータ量などを示しています。
これらの項目をより高精度にし、例えば『24bit/96kHz/2000kbps』などにすることで音の元になるデータ量を増やした音源を“ハイレゾ音源”と呼んでいます。

逆に、MP3などは例えば『16bit/22.05kHz/128kbps』などとCDよりもデータを省く(圧縮する)ことで音楽データファイルの大きさを小さくし、iPodなどにたくさんの曲が入るようにサイズダウンすることができます。
※実際のMP3は『16bit/44.1kHz/128kbps~192kbps』(と前者の2項目は同じまま、ビットレートのみを下げるの)が主流で、128kbpsの場合はビットレートが“約11分の1”になるのでファイルサイズもだいたい11分の1になります。

そんな中、(見ていただいた方もいると思われます)BURRN!誌で『アナログの特別企画』を書かせていただくことになりましたが、「何事もやってみるもんだ」…と、この特集を手掛けることで“ちょっとした開眼”をしてしまいます。

まずは、かなり気に入った3製品を軽めに紹介しておきます。(詳細は個別のレポートで紹介させていただきます。)

●Pro-Ject [Essential]
定価で5万円程度とターンテーブルの中ではかなりお安いモデルですが、(黒江にしては珍しく)自信を持ってお勧めしたい高い音質です。
ただし、(特にアナログを知っている人ほど)薄っぺらい筐体なので見た目にはあまり期待をしないでください。
加えて、トーンアームは(かなり器用な人でないと)標準装備品しか使用できず、ヘッドシェル一体型なのでカートリッジの交換も制限・制約があります。
(つまり、たぶん、誰もが「こんなんじゃ良い音出るわけないんじゃ?」と思われそうな第一印象なのです。)
しかしながら、出音はストレートでS/Nが高く、帯域バランスも良好(フラット)です。『ターンテーブルで余計な味を乗せない』という印象は今までのどのテーブルよりも強く感じました。
ストロボでの回転チェックも安定度は良好でした。(※ただし、当店の電力環境の場合です。ACアダプター駆動ですので、お住まいによっては回転がやや不安定になる場合がございます。)
なお、フォノイコ・USB搭載モデルがありますが、こちらは異なる音になりますのでご注意ください。(黒江がお勧めしたいのはターンテーブルのみのモデルです。≒要フォノイコです。)

●TRIGON [VANGUARD II]
こちらはEssentialに比べるとちょっとお高くなってしまうのですが『もう、最初で最後だから奮発して買ってしまいたい』と思わせてくれたフォノイコライザーです。
黒江の好む“キレ・クリアさ・スピード”と3拍子揃っており、鋭利に、アグレッシブに切れ込んでくるようなサウンドです。

●SONNETEER [Sedley USB]
Essentialとは逆に、こちらは「USB搭載モデル」です。
VANGUARD IIと同じくフォノイコライザーなのですが、ちょっと用途が異なります。
「USB搭載モデル」にしかできないこと…『アナログレコードの音をPCに取り込む』という機能が非常にエクセレントなのです。
詳細は次回以降に書かせていただきますが、この『アナログレコードの音をPCに取り込む』という機能を長所に謳った製品は昨今とても増えており、もちろんその殆どが『アナログを高音質に取り込めます!』と張り切ったコピーを掲げているのですが、黒江的には『まともに取り込めた製品が1つも無かった…』というのが本音・本心でした。

単体のフォノイコとしてはVANGUARD IIの方が好きなのですが、この取り込んだサウンドには脱帽でした。
黒江も(いつかはやろうとしているアナログを取り込む作業は非常に骨の折れる作業なので)せっかく取り込むのであれば『この先絶対に後悔しない音質』で取り込みたいなぁと思っていましたので、“これなら聴ける!”という音質で取り込める相棒が見つかったのはとてもラッキーでした。
…ということで、見出しの通り『アナログレコードをハイレゾで取り込んでUSB DACやネットワークオーディオで聴く』という1つの完成系を見つけられた気がしています。

それぞれのレポートはまた次回以降をご覧ください。

Aggressive vs HighSpeed

火曜日, 3月 27th, 2012

当ブログを度々ご覧いただいている方にはすでに十分、十二分にご承知いただいていることと思いますが、たまには書いておかないといけないことなので久しぶりに黒江の試聴スタイル…と言いますか、好んでいるサウンドやレポートの書き方などを今一度お知らせしておきます。

まずジャンルですが、基本的にロック…というよりはメタルが軸です。更に言えば一口にメタルと言っても細分化されていて、かなりの子ジャンル・孫ジャンルまで派生しています。
…が、ここで細かいことを述べるのはナンセンスですので、大まかなポイントだけで表しますと『ボーカルがシャウト・グロウル・デスボイスを用いて、ギターのディストーションがエグくて、BPMが大体160~200以上くらいのハイスピード(ハイテンポ)なサウンド』のメタル(DEATH/CORE)が主食となっています。

具体的なバンド名は多過ぎて挙げられませんが、『The Black Dahlia Murder/SliPKnoT/Bullet For My Valentine』あたりをリファレンスとしており、他にもJ-POPやポピュラーな歌ものも結構好んで聴いております。
激しくて速いのはメタル、単音系やアコースティック、女性ボーカルはPOPSでチェックするといった感じでしょうか。
※Bullet For My Valentineはオーディオのリファレンスにするには録音がイマイチなのですが、なぜか頂いたサンプル盤(THE POISON)はやけに録音が良かったので長らく愛聴しています。

加えて言えば、自身が務めるバンドのボーカルスタイルも好んで聴くサウンドと同様であり、ミディアムテンポの歌ものやスローなバラードも(手がけて)歌いつつ、メインのスタイルはシャウトといった感じです。

そんな黒江がオーディオに求めるサウンドは「ピークを削らず、丸めず、音に手を加えず、美しさ・きれいさ・軟らかさ・なめらかさ・聴きやすさを“求めない”サウンド」であることをまずはご承知ください。

要は、録音されている音がそのまま出てくればシャウトもギターもベースも歪みはしっかりと再現され、鮮度感が落ちることが無いので結果的にハイスピードなサウンドになるであろうという考えです。

その上で、当ブログにはよく登場する『黒江的好み度』という(身勝手にも程がある)指標を設けておりますが、お好きなサウンドが異なる方は(参考にもならないと思いますので)ご注意ください。
また、『黒江的好み度』はあくまで僕の好みということなので、お好きなサウンドが(一部でも)一致する方も参考程度に読んでいただけると嬉しいです。
(なお、好みとは別に『高く評価したい』という機器はきちんと前置きをした上でレポートさせていただくことがあります。)

【アグレッシブ系か、ハイスピード系か。】

その『黒江的好み度』が高い機器のレポートを見ていただくと分かりますが、黒江の好みのサウンドにもやはり“細分化ジャンル”が存在します。(…って言っても今のところは2種類ですが。笑)

-アグレッシブ系-
●最近だと「TEAC/PRIMARE/Klipsch/Aura [groove]/S.S.T. [SON OF AMPZILLA 2000]/PASS Laboratories」あたりがその傾向にあたると位置づけています。
●サウンドを受け止める時の印象を『無数のパイを顔に投げつけられるような・(音で)殴られたような・ビンタ(平手打ち・張り手)・お腹にくる・大砲(バズーカー・ランチャー)』のように表現することが多いです。
●(黒江はスピード感の高いサウンドを好むので、高い好み度を付けている時点で)十分にスピード感はありますが、それよりも音の押し出し感(パワー感)や音の骨格と肉付き感(エネルギー感)にウエイトのあるタイプを定義しています。
●アタック音が明瞭でしっかりとしている傾向で、ギターも低音弦(巻き弦)をかき鳴らした時のガガガガ・ゴシャっとした歪みがとても好きです。
●すっきりとしたサウンドというよりは部屋に(耳に)充満するような厚みのあるサウンドです。しばらく聴いていると音でお腹がいっぱいになる感じがします。(本当です。)
●音を表現するときに「ビシッ・バシッ・バチッ・タンッ・ドッ」のような擬音をよく使います。(笑)

-ハイスピード系-
●最近だと「Aura [neo]/Vienna acoustics [HAYDN GRAND SYMPHONY EDITION]/north star design [Essensio]/ONKYO [A-7VL]/Aura [vivid & vita]/Pioneer [N-50]/NuForce」あたりがその傾向にあたると位置づけています。
●サウンドを受け止める時の印象を『音の(すごい勢いで真横に噴き出すような)シャワー・レーザー・ピストル・針・(かまいたちの様な)鋭い風』のように表現することが多いです。
●前述の通り、(黒江が好んでいる時点で)アグレッシブ系も十分にハイスピードでありますが、こちらは看板となっているだけあって更にその上をゆくスピード感です。キレや音の細かさでも優位なことが多く、クリアで見通しの良い傾向です。
●スッと耳に入ってきた瞬間に溶けてなくなるような感じで、次から次へと音が耳に(ハイスピードに)飛び込んでくるような息を切らせぬサウンドです。ちょっと緊張感の高いサウンドの傾向であり、しばらく聴いていると人によっては耳鳴りがするかもしれません。聴き疲れしやすい傾向でもあると思います。
●音を表現するときに「キーン・ダッ・ザー・カッ」のような擬音をよく使います。(笑)

※ブランド名だけのものはそのブランドが全般的に同じような傾向であるもので、ブランド名の後に製品名があるものは「この製品に限り」という限定的なものであるということを表しています。

…と、何でこんなことを書いたのかというと…いくつか理由があります。
1つはある製品のレポートを書いていたら、この「アグレッシヴ vs ハイスピード」のコラムになってしまったこと。
もう1つは…もう少しで分かる方には分かると思いますので、そのうちに気が向きましたら書かせていただきます。

rDAC vs M-DAC vs QBD76HD

土曜日, 2月 18th, 2012

なぜか検索にかからなくなってしまったので再投稿しております。
内容は前回と全く同じですので予めご了承ください。

————————————————————————————————

本日は(またもや)USB DACを3機種レポートさせていただきます。
(しかし、たくさんの新製品が次から次へと投入されているとは言え、ホントに「またもや」ですね…。)

今回は一気に3機種ということもあり、いつもの見出しも無しで“ややvs形式”のリレーリポートになります。
(※リレーリポートとは…A→B→C→Dの順に聴いてゆき、BならAとの比較、CならBとの比較をレポートする形式です。)

まず、リファレンスとして不動の『ザ・ステレオ屋イチオシDAC:north star design/Essensio』を基準として聴きました。
「※耳の記憶だけに頼らず、(その日によっても微妙に音は異なるので)毎回ちゃんと聴きなおして再度耳に(当店の基準を)刻み込んでから比較しています。」

その上で、まずは(女の子や子供用の)お弁当箱サイズくらいの「ARCAM rDAC」からです。

■[ARCAM rDAC]
●きわめてニュートラルという第一印象で、非常に癖の少ないサウンドです。
●1音1音もサウンドステージもクリアで明瞭、スッキリしていて見通しの良い傾向です。
●反面、音の密度感や重厚感といったテイストは無く、高い解像度を感じさせるタイプでもありません。
●「薄化粧」あるいは「すっぴん」的なサウンドなので「面白みがない」「優等生的」と感じられる方も多いかもしれません。
●黒江的には「スピード感が無い」という点だけが、ただ1点の残念な点でありますが、非常に高く評価させていただきたいモデルでした。
黒江的好み度:B (音は◎です!)

次に英国ではメジャーブランドである「audiolab M-DAC」です。主にrDACとの比較とお考えください。
■[audiolab M-DAC]
●rDACを聴いた直後にM-DACを聴くと、ニュートラル系であるとか、変に癖のないサウンドであることが共通項として感じられます。
●その上で、M-DACは「グッと音を濃くしたような傾向」であり、当店的にはrDACを「スッキリ系のAura neo」とし、M-DACをアグレッシブ系の「TEAC AG-H600 (or PRIMAREの旧シリーズ)」と位置付けるような感じです。
●ただし、このM-DACも高いスピード感を感じさせるサウンドではないので、前述の位置づけはあくまで1音1音の質感ということになります。
●そのため、rDACに比べると全体的に暗めのサウンドに感じ、やや低重心とも言えるサウンドです。
黒江的好み度:B-

最後に、かなり高価(約70万円)になってしまいますので「参考までに」という程度ではありますが「CHORD QBD76HD」を聴きました。
■[CHORD QBD76HD]
●M-DACを更に濃厚にした感じで、非常に高い情報量を持っていることが分かります。
●(前の2機種もドライとは言えませんが)前の2機種に比べると非常に音に艶があり、総じてウェットな傾向のサウンドです。
●同社の傾向からして「とてもエレガントなサウンドなのでは…」と予測しておりましたが、(メタルなどを聴くと)非常に音が飛んできて、かなりのアグレッシブさを感じさせるサウンドです。
●こちらも(決して鈍足ではないのですが)ハイスピードと言えるタイプではなく(中速~やや速め)、黒江的には“もう一抜け欲しい”印象でやや分離感に欠ける面がありました。(METAL/CORE/DEATHを聴いた場合ですが。)
●「OFF/MIN/MAX」と3段階に切り替えることが出来るバッファーは「MIN」の印象がもっとも良く、「OFFの時よりもS/N感が上がり、ウィークポイントに挙げた抜けが改善され、総じて見通しが良くなります」。
●ただし、「MIN」にするとわずかにスピード感は落ちますので、せっかくの長所を少し犠牲にする感じです。
●「MAX」は「MIN」よりS/Nはさらに向上するものの、余韻が強くなり、少し癖っぽいサウンドになってしまう印象です。スピード感もより落ちてしまうので黒江的には「OFF or MIN」を常用にしたいと思います。
黒江的好み度:C

…ということで、一気に3機種を聴いた感想・考察でした。
いずれも“黒江的好み度”の通り、あまりツボにハマるタイプではありませんでしたが、[ARCAM rDAC]のサウンドとCPには太鼓判を押させて欲しいと思っております!
(M-DACとQBD76HDはrDACに比べると好みから遠かったので、他の方のレポートも参考にしていただければと思います。…どなたかが書いていれば…ですが。^-^;)

東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)

火曜日, 3月 15th, 2011

『2011年3月11日14時46分』地震の瞬間はお店の近所のスーパーに(遅い休憩中で、たまたま買い物に出ていて)居ました。
カゴに数点の品物を入れつつ奥に進んでいたら、グラッと来たと同時に(…か、停電の方が早かったくらいに?)停電しました。

一瞬、ただの停電かと思っていましたが、揺れを感じたのですぐに入り口付近まで戻りました。
すると入り口付近にはおばちゃんたちが群がっていて立ち往生していたので『出た方が良いですよ!』と声を掛けて外に出させます。
(「建物の外と中、どちらが安全か」というところはありますが入り口付近に固まりすぎていたので、そちらの方が危ないととっさに判断しました。)

自分も外に出ましたが、「これはヤバいな」と確信します。(信号や電信柱が稲穂のように揺れ、アスファルトが波打っていました。)
…けど、カゴを持ったままだったので入り口に置いて(店員さんゴメンナサイ…)揺れ続けている中をダッシュでお店に戻ります。
幸いお店には大きな損害・ケガ人などはなく、自宅も最小限の被害でした。

僕自身も震災にあったことは事実であり、そのことは「不運」なのかもしれませんが、たったこれだけで済んだのですから「幸運」であったと思っています。

(僕の親族や知人にも甚大な被害を受け、今でも受け続けている方がおりますが、)
数万人、いえ、きっと数10万人の被害者が出るであろう大災害であると思われます。
(望みは薄いと思っていますが、今はまだ犠牲者とは書けません…。)

被害にあわれた方へは心よりお見舞い申し上げます。
そして、亡くなられた方へ心よりご冥福をお祈りいたします。

HMV渋谷閉店のあとに…。

金曜日, 8月 27th, 2010

閉店ライブが行われたり、シャッターが降りるところまでもが演出やイベントになるのは“さすがHMV渋谷”といったところだと思います。

僕は(2大勢力のあちらと、こちらなら)断然HMV派なのですが、HMV渋谷にお世話になったかというと、実際は数えるほどしか利用をしてきておりません…………。

…………って、なぜなら、僕は(VIVRE B1Fの)横浜店が本拠地だからなのです!
HMV横浜にはお給料の何か月分を注ぎ込んだでしょうか…。数年分?の方が正しいかもしれません。

もっともCDを買い漁った当時はまだ横浜には(あちらの)黄色いショップがなく(だから自然とHMV派)、こちらの黒とピンクの(イカした)袋をいつも横浜帰りには手にしていた気がします。

そして、封を開けたばかりのCDを聴きながら、ケースや歌詞カードを握りしめるんです。
耳と目と手触りで、今さっき買ってきた音楽を確かめるように。
僕はダウンロード・配信を否定しません。
でも、ダウンロードや配信では“決して実感できない音楽”があると思っています。

ちょっと脱線しましたが…、
なので、渋谷店ではあまり買ったことはないのですが、場所がどこだろうが僕にとって(大手の)CDショップといえば「=黒とピンクの(イカした)」看板だったのです。
だから、あの光景を見ることは僕にとって“まるで好きだった子や友達が、どこか遠くに引っ越してしまう”ような、そんな気持ちになる出来事でした。

それともう1つ、過去4回ほど、原宿や恵比寿で『my-musicstyle』が開催される際に快くフライヤーを置かせてくれたのも『HMV渋谷』さんの印象的な一面でした。
中には「(あの黒とピンクのイカした)買い物袋に入れときますよ」と言ってくれた店員さんも居たので、HMV渋谷で買い物をした際にmy-musicstyleのフライヤーを(半ば強制的に!笑)手にした方もいらっしゃるかもしれません。

また余計な詮索ではありますが、給料日明けの今週末ではなく、一足早い8月22日をもって閉店したのを考えると「8月いっぱいの契約で8月中に什器類など、すべてを出して撤去する」という段取りだったのかな…、だとしたら次がすでに決まっているのかもな…とか、
(今の場所があまり良くないので)次に入ってくるのがもしAppleストア渋谷(の移転)だったら、ちょっと皮肉な出来事だな…とか、色々考えれば考えるほど、ちょっと切ないです。(もし、万が一、これがHMV横浜だったら、もっと心にぽっかりと大穴が開いたでしょうけど。)

CDが売れなくなって、HMV渋谷は姿を消します。
けど、最後に集まった熱心な音楽ファンを筆頭に、本件に言及した数々のアーティスト、昨今ではダウンロード配信そのものを否定するアーティストも少なくはありません。

HMV渋谷は姿を消しました。
けど、またいつかHMV渋谷が帰ってくるかもしれません。
上手く言えませんが、僕はまた今度の休暇にでもCDを買いに行こうと思います。
最近はMySpaceやYoutubeでお気に入りの曲を探しては、そのCDを買うのがマイブームなので。

最後に、my-musicstyleの代表としてこんなツイートもしてみています。
http://twitter.com/my_musicstyle/status/21895287128

P.S.
(書き進めているうちに)すでに5日が経ってしまいました。
すでにこのニュースすら忘れ去られている感がるのは気のせいでしょうか…。
もしそうだとしたら、それが一番切ないですよね…。

JODELICA [THE SOUND SOURCE]

金曜日, 8月 6th, 2010

前回に引き続き、コンセントのレポートです。

今回は(画像は前回のをご覧ください。)真ん中の白いヤツ「ジョデリカ」です!

前置きは省いて特徴を並べていきましょう。
(Fimやj1との比較なので先に1つ前のエントリーを読んでからにしてくださいね。)

●音の濃さ、厚み、密度感…つまり≒情報量がもっとも高く、どっしりとした安定感がある。
 (もちろん、「重々しい」ということではありません、あくまでも他の2種と同様にモニター的です。)
●音の線が太いが、輪郭はしっかり、音崩れや団子状になることがない。
●「安定感」という言葉がピッタリの定位感と音の存在感。
●力強くもあるが、ドライブ感にも優れる。
○キレっキレのシャープ&ハイスピード系ではない。
○前述の通り「ドライブ感」は感じさせるけど、「疾走感」「ハイスピード」という印象が“まずすぐに”浮かぶような傾向ではない。
 (決して「疾走感」「ハイスピード感」が無いということではないのでご注意ください。)
○やや中低域よりの「腰の据わったサウンド」。(好みが分かれるところ。)

(特にFimと聴き比べた際の)パッと聴きの印象は…
「ん?あれ?これ、WATTaGATE [WATTaGATE 381]に似てない?」と思わずこぼしたくらいに、印象が似ていました。
(※WATTaGATE 381は金メッキだったためか、もう少し「音に響きがあって、鳴りっぷりが良かった(のに解像度が高くて整頓されていた)」感じかなぁ…と思いますが。)

(現在WATTaGATEが手元にないので比較はできませんが、)Fimよりも解像度・情報量・S/Nがあって、落ち着いています。
(Fimの方を悪く)もっと言えば、落ち着きのない、ややささくれ立った感じや刺々しく硬めのFimに対して、WATTaGATEやJODELICAは「ハイグレード」な感じなのです。
実際、WATTaGATEは3万円クラスですし、JODELICAは約2万円(18,900円)なので頷ける結果とも言えます。

以前からFimやthe j1 project [JPC2-15]だとシャープすぎるという方も多かったので、僕の好みよりももう少し重厚感が欲しい方にはJODELICAの方が向いていると思います。

…にしても、the j1 project [JPC2-15]はCP高いと思うのでぜひぜひ一度聴きに来て頂きたいですが!

まだ、FURUTECHのNewモデルもあるし、j1のロジウムモデルもあるので少しずつレポート出来たら良いなと思います!

the j1 project [JPC2-15] 【New Reference WallOutlet!!】

金曜日, 7月 30th, 2010

少々ネタ的には古いのですが…、今日は久しぶりに「電源関連」のレポートを書こうと思います。

…というのも、ようやく長年のリファレンスに変わるコンセントを見つけたからなのですが…。
(※先に言っておきますと新製品のコンセントではなく、比較するのが&レポートを書くのがずいぶんと遅くなっただけです…。)

まず、(先に画像を見てもらった方がいいかもしれませんが、)以前からのザ・ステレオ屋ユーザーさんや当店の従来のコンテンツをくまなく見てくれている方にはおなじみのFim [Model 880](写真左端)が今までのメインであり、不動のリファレンスでした。

Fim [Model 880]はとにかく分解能に優れていて、定位感、スピード感が抜群。
広がりや華やかさ、低音を効かせる、艶が乗るなどの「音楽性」「オーディオ的」な要素は“まったくありません”が、「モニター的」な正確さ、脚色の無さは僕を筆頭にザ・ステレオ屋のユーザーさんの間では“これ以外に無い!”というくらいの鉄板コンセントだったのです。

(※S/Nやレンジ感ではFURUTECHのロジウム(主に[FP-20A R])に軍配が上がるので当時はこの2つを同格としていましたが、Fimの生産終了後しばらくは“止む無く”FURUTECHのみをリファレンスに格上げしていました。…が!、正直どちらか一方をとるのならFimをとりたいと思っていたほどです…。P.S.『FURUTECHもマジで好きですよ!』)

ちなみに、ここでいうFimはコンバックコーポレーションが本国Fimに(いわゆるOEM的に)作らせていたFim [Model 880](灰Fim:文字通り灰色ボディのFim)であり、海外で通常

販売されている青Fim(文字通り青いボディのFim)や、最近流通している金メッキモデルとはまったく異なります!(※ぜんーっぜん!音が違うのでご注意ください!)

そして、月日は流れ、その間にもたくさんのコンセントを試してきたのですが…………、

ようやく「これだ!」ってコンセントを見つけました!

…………それが、the j1 project [JPC2-15](写真右端)なのです。

あまりグダグダ書いても何ですので、端的にいきましょう。

Fim [Model 880]と同等またはそれ以上と感じられたのは、
●やはり高い分解能。(Fimよりも細かさという点では上だと思います。)
●音の繊細さ。(分解能と≒ですが、か細い音・か弱い音・微弱音・余韻などのレベルの小さな音の再現性が高いです。)
●広がり。(Fimには全然なかった≒物足りなかった、音の広がりがあります。)
●スピード感。(Fimのバシバシと切り裂くようなスピード感ではなく、細かい粒が(身体を)突き抜けていくようなスピード感です。)
●低域のタイトさ。(タイト≒薄めとも言えるので、好みによっては減点対象かもしれません。)

Fim [Model 880]方が上(かな)と感じられたのは、
●音の激しさ、良い意味での粗さ(荒さ)の表現・再現性。(厚い・熱いと言うべきか、ストレート・無骨・素直な感じはFimの方があります。)
●定位感。(the j1 project [JPC2-15]もビシッと定まるのですが、Fimはよりどっしりとしていてドンッ・バンッと音像の存在が出ます。)
●スピード感。(激しさの分?、ちょっとだけFimの方がハイスピードです。)

…と、Fimと聴き比べても遜色ありません。
Fimに比べると、「よりシャープになっていて、とにかくきめ細かい」という印象が強いのですが、僕の大好きなスピード感が損なわれていないのが好印象・高評価という感じです。
また、Fim同様にこの[JPC2-15]もノンメッキであり、不要な音色や響き、色づけがないのも同様であり、大きな共通項と言えると思います。

ちなみに、価格は6,825円とFimより2,000円くらい安いのでぜひぜひ気軽に購入してください!
(発売より2年くらいは経ってるはずなので、急がないと終了しちゃうかも?笑)

P.S.
写真中央のJODELICA(ジョデリカ)[THE SOUND SOURCE]もレポート予定です!

2010/08/06 追記:
http://blogs.yahoo.co.jp/digital_side/27908380.html
にて以前にプチレポートを書かせていただいておりますが、タップケースの違い(相性)や、聴き込んだ時間などが異なりますので、若干異なる点がありますが最新の当レポートをメインとさせていただきます。