Archive for 3月, 2011

東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)

火曜日, 3月 15th, 2011

『2011年3月11日14時46分』地震の瞬間はお店の近所のスーパーに(遅い休憩中で、たまたま買い物に出ていて)居ました。
カゴに数点の品物を入れつつ奥に進んでいたら、グラッと来たと同時に(…か、停電の方が早かったくらいに?)停電しました。

一瞬、ただの停電かと思っていましたが、揺れを感じたのですぐに入り口付近まで戻りました。
すると入り口付近にはおばちゃんたちが群がっていて立ち往生していたので『出た方が良いですよ!』と声を掛けて外に出させます。
(「建物の外と中、どちらが安全か」というところはありますが入り口付近に固まりすぎていたので、そちらの方が危ないととっさに判断しました。)

自分も外に出ましたが、「これはヤバいな」と確信します。(信号や電信柱が稲穂のように揺れ、アスファルトが波打っていました。)
…けど、カゴを持ったままだったので入り口に置いて(店員さんゴメンナサイ…)揺れ続けている中をダッシュでお店に戻ります。
幸いお店には大きな損害・ケガ人などはなく、自宅も最小限の被害でした。

僕自身も震災にあったことは事実であり、そのことは「不運」なのかもしれませんが、たったこれだけで済んだのですから「幸運」であったと思っています。

(僕の親族や知人にも甚大な被害を受け、今でも受け続けている方がおりますが、)
数万人、いえ、きっと数10万人の被害者が出るであろう大災害であると思われます。
(望みは薄いと思っていますが、今はまだ犠牲者とは書けません…。)

被害にあわれた方へは心よりお見舞い申し上げます。
そして、亡くなられた方へ心よりご冥福をお祈りいたします。

黒江流『PCオーディオ/USBオーディオ』のススメ report 1

水曜日, 3月 9th, 2011

最近のレポートにも表れています通りですが、ここ数ヶ月は黒江もPCオーディオにすっかりハマっております。
ただし、『ハマってる』といっても決して『夢中』になっているわけではなく、どちらかと言えば『嵌められた』方に近いハマり方かもしれません…。

そこで“現状に於ける”僕のPCオーディオに対するスタンスを先に述べさせていただいておきます。

【手軽さ、気軽さを兼ね備えた低音質からの脱却。】

完結に言えばこんな感じです。
要は「今までの(ノーマルの)PC/Macで聴く音楽の音質が悪すぎたワケで、利便性の高いPCで聴けるレベルまで(簡単に、低予算で)音質を高められるようになった。」といったスタンスです。
なので、「CDを凌駕した」などといった印象は微塵にもありません。(後述しますが、近いレベルにまで“安価に”達することが出来るのは否定しません。)
もちろん、否定しているわけでもなく、むしろ肯定的なスタンスであることは予めご理解ください。(そうでなければ↓ここまで色々と試しません。笑)

ちなみに、PCは…
hp : nx6320 (WindowsXP SP3/MEMORY:1GB)
…といった旧型を使用しています。(PCオーディオの為にわざわざ新調したりはせず、気楽に行きましょう!)

まず、一口に『PCオーディオ・USBオーディオ』といっても実に様々なプロセス・装置(機材)を経て音が出ています。
[0]リッピング用ドライブ
[1]リッピング(ファイル形式)
[2]再生ソフト(ドライバー)
[3]USBケーブル
[4]DAC
[5]ラインケーブル
…と、ざっと書いてもこのくらいですし、もっと言えばOS(Ver.)やOSの設定、ドライバーの設定・調整と多岐に渡っています。
僕自身もまだそのすべてを網羅したとは言えませんが、それなりに数をこなしてみましたので順を追って試したものと(現状で黒江にとっての)最適解をレポートしていきます。

[0]リッピング用ドライブ
いきなりド本命の要素ですが、“とりあえず”お店ではTEACのCD-RWドライブ(ボツにしたのはNECとRICOHのDVD-RWドライブ)、自宅はPLEXTORのCD-RWドライブを使用しています。
※現在使っているドライブはリッピング用にセレクトしたものではなく、数年前に「いかにオリジナル盤を劣化・変化なくCD-Rにするか」に夢中になっていた時に比べたりしたものです。
 自宅では他にもSONY・TOSHIBA・Victor・SAMSUNGなどなど数機種の内蔵や外付けドライブをAB比較して良かったものを残していました。
 リッピングドライブとライティングドライブを別々にするなどは行っておりません。(そこまで凝り性ではないので…。^-^;)
 (目下、PioneerのPureRead搭載のドライブを検討中です。YAMAHAのAudioMASTER搭載のドライブは買い損ねちゃったしなぁ…。)

[1]リッピング(ファイル形式)
ここがみなさんと大きく異なるのかもしれませんが、黒江はFLACなどの高音質音源をベースにしていません。
基本はCDからWAVファイル方式でのリッピングで、次いで(今までiPod用にリッピングしていた)たくさんのストックを持っているMP3をいかに高音質で聴くかに注力しています。
もちろん、ジャンルはMETALを中心にHARD ROCK・J-POPがほとんどです。
■試したソフト
 ●EAC(ExactAudioCopy:エグザクトオーディオコピー)
 ●iTunes
 ●CloneCD
 ●CD2WAV32
 ●CDex
 ●LAME
すべてWAVファイルが中心です。(※LAMEはMP3、CloneCDはISOファイルを作成して対応ソフトでの再生です。)
結論としては『CD2WAV32』がもっともオリジナルに近いリッピングをすると判断し、『CD2WAV32』を使用しています。

経緯として、最初はやはり『ExactAudioCopy』がもっとも秀逸であると思っていましたが取り込んだWAVファイルとドライブの中のCDを聴き比べると『ExactAudioCopy』は少しパンチのない(その分、小奇麗には聴こえるのですが…)サウンドになっていると感じたためです。

もちろん、ドライブの特性やリッピングの仕方(EACのドライブ設定はバッチリだと思うんですが…)などに問題が無いとも言い切れませんので一概には言えませんが、僕は「綺麗にリッピングしたいのではなく、オリジナル通りにリッピングがしたい」のです。

なお、MP3はまだ余り比較していないのですが、LAMEはiTunesなどに比べると高音質であることは間違いありません。(でも、MP3だと「どうせ劣化するんだし」と思ってついついiTunesなどの手軽な方を使っちゃうんですけどね…。^-^;)

長くなるので一旦切ります。