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Klipsch RB-41 II/RB-51 II/RB-61 II

火曜日, 12月 20th, 2011

本日は表題のスピーカーをレポートさせていただきます。

【ドライでアグレッシブ、“畳み掛ける系”サウンドの急先鋒。】

Klipschを一言で言えば、↑こんな感じなのではないかと思っておりますが、今日はこのKlipsch新シリーズの3兄弟をご紹介いたします。

まず、共通のポイントとしては…

●ウェット感が少なく、非常にドライなサウンド。
シンバルなら『スプラッシュよりライド(クラッシュ)』、ギターなら『ディストーションよりオーバードライブ』、ボーカルなら『色気のある女性ボーカルより(しゃがれた)ハスキー』、『擦る弦楽器(ストリングス)より打楽器』などなどの方がフィットしているかな…と思っている次第です。
(ただし、ラッパ[トランペット・サックス・他]は金管の艶もよく出ていてとても好印象です。)
●とにかくアグレッシブ。
音(も唾も)が飛んでくるような前へ前へと迫ってくるサウンドな一方、(見通しの良い)奥行き感を作り出すタイプではなく、眼前を音で埋め尽くされるようなラッシュ系のサウンドです。
●熱っぽい(情熱的)サウンドで、黒江的には『赤・黄』といった暖色系のイメージ。
決してウェットな音や冷たい(感じの)音が出せないわけではなく、よりハマる音の傾向がしっかりしているという感じです。
●スピード感は上々。
キレのあるスピード感というよりは、噴き出すようなドライブ感の高いスピード感。
●荒さ(粗さ)が感じられ、クリアさにも一歩欠けるのがウィークポイント。
JBLのモニターと同様、鳴りっぷりの良いハツラツ系の代償ですので仕方が無い点だと思います。
●高能率!
これだけスペックの話になっちゃいますが(笑)、特にビギナーには嬉しい(高能率なのでミニコンポなどの出力の小さなアンプでも充分に鳴らせるのが)ポイントです。

…という点を踏まえていただき、3兄弟をそれぞれレポートします。

■RB-41II
【Klipschらしくないものの、もっともバランスの取れた名小型モニター。】
●ウーハーサイズの関係からやや低域がさみしいところもありますが、その分キレがあり、高音~低音まできれいに揃っていて定位も良好です。
●音の細かさ(分解能・粒立ち・粒子感)も3機種で随一。このRB-41IIだけはスッキリとした見通しを感じさせてくれます。
●ただし、Klipsch独特の響きやドライさも少なく、癖が非常に少ないので“Klipschらしくない”サウンドなのでご注意ください。
●このキレとスピードならHEAVY METALもバッチリです。
●黒江的には今年の(新製品?)スピーカー群ではベストかもしれません。
黒江的好み度:A(~A+)

■RB-51II
【3兄弟の中ではもっとも気難しい(性格?の)真ん中次男モニター。】
●試聴前は最も(バランスが取れているだろうと)期待していましたが、(黒江的には)中途半端に感じられてしまい残念な結果となりました。
●低音(重低音)を無理に出そうとしており、結果的にブーミーに。
●低音を出そうとするため、中音が(マスキングされたり、鳴りきれずに)伸びず、ボーカルやギターが遠く感じられます。
●一方で、高音は吹き出すようにギンギンと鳴りますので、高音と低音が主張されたドンシャリサウンドの感が否めません。
●低音の解像度が今一つなので全体的に混濁気味になってしまっている印象です。
黒江的好み度:C(~E)

■RB-61II
【RB-41IIとは対照的にKlipschらしいハツラツサウンド。】
●RB-51IIと比べてもエンクロージャー(筐体)が一気に大きく感じられるようになり、大型モニターの部類に入るサイズが象徴的です。(購入前にサイズのチェックは必ず!)
●伴ってウーハーサイズが大きくなりますが、(ウーハーサイズの恩恵で)低音にRB-51IIのような無理やり感がなく、締まりのあるしっかりとした低音がポイントです。
●中音域もしっかりと鳴っていて、帯域バランスが良く、ベースやバスドラがブリブリと聴こえる上にボーカルやギターが埋もれることなくバシッと飛んできます。
●スピード感も上々で“ごきげんなハードロックサウンド”といった無骨さと、アッパーな鳴りっぷりはこのRB-61IIにしか出せないサウンドです。
●音像(特にボーカルの口の大きさ)は大きめで、ちょっと散らかったような、ややまとまりに欠ける(エッジが明瞭でシャープに定位するタイプではない)面もありますが「これぞKlipsch!」と頷いてしまうサウンドなので、Klipschサウンドの支持者にはぜひご一聴いただきたいモニターです。
●黒江的にはHARD ROCKや80年代のLA METALなどはコイツで聴きたいです。
黒江的好み度:A-(~B+)

■総括
“黒江的好み度”でお分かりかと思いますが、3兄弟の中ではRB-41IIが断トツにハマりました。
…が、(黒江はJBLの4312系も結構好きだったりするので)「ザ・Klipschサウンド」のRB-61IIも正直に言って捨てがたいです。(買うとしたらRB-61IIかも。)
RB-51IIは個人的にはダメでしたが、逆に「(3兄弟で)これが一番いい!」という方も多いのではないかとも思っておりますので、RB-51IIユーザーさんは誤解の無きようにお願いします。
強いて言えば(3兄弟)すべてバスレフ型なので「密閉タイプも作っていただけたら」と思っている次第です。
(※特にRB-41IIはリアバスレフなので壁から30cm~50cm程度は離して置いてあげられるとベストなのですが、小型モニターを検討されているユーザーこそ、それが出来ないんですよね…。せめて棚に押し込めたりしないでください。)
(※※RB-41IIの密閉型orフロントバスレフ型が出たら絶対に買います!)

…ということで、Klipschのサウンドにならって「ちょっとアツめの」レポートでした!

Vienna acoustics Haydn Grand Symphony Edition

月曜日, 6月 6th, 2011

HAYDN GRAND SYMPHONY EDITIONは↓こちらからお求めいただけます。
『ザ・ステレオ屋 オンラインショップ(BASE店)』
https://digitalside.thebase.in/

今日は2本立てで書けそうなので書いておきます!

【Haydn Grand Symphony Edition ≒ Haydn Grand Special Edition】

(ご周知の方もおられるかもしれませんが、実は)先だって完売しました『Haydn Grand Special Edition』は当店が日本で一番(=世界で一番?)多く販売させていただいたのですが、(その最後の試聴機を残しておいたので)この度の新モデル『Haydn Grand Symphony Edition』との比較試聴をさせていただきました。

…で、結果なのですが、見出しの通り「ほぼ同じ(目をつぶって聴かされたらたぶん分からない)」です。

…って、実はこれは当たり前の結果と言えると思います。
それは『Haydn Grand Symphony Edition』は『Haydn Grand』のウーハーをスパイダーコーン(ウーハー)に変更し、それに伴ってネットワークを調整したモデルだからです。
これは『Haydn Grand Special Edition』と同じ変更点なのです。
結果的には『Haydn Grand Symphony Edition』の量産モデルといっても過言ではないと思われます。(その割に値段は上がりましたが、SEユーザーへの配慮かもしれませんね。)

もちろん、輸入元さんからも少し早目に情報が入っており「仕様上はSymphonyとSpecialに相違点が無い」ということでしたし、(いの一番に聴かせていただけることになったので)それであれば「同時比較試聴」がベストであると思い、あえて『Haydn Grand SE』を“手放さずにとっておいた”というワケなのです。

見た目もまったく同じです。(ネットワークまでは引っ張り出しませんでしたが、せいぜい誤差範囲かと思われます。)
大きく違うのはフィニッシュだけです。ピアノブラックやローズウッドなど、選択肢が増えましたが(その分?)値段が上がりました。
また、Special Editionに付いているCDは付属しません。

なので、サウンドのレポートは以前のリンクをご参照ください。
(決して手を抜いているのではなくて、本当に同じレポートなんです。^-^;)
なお、Mozart Grandも同様の変更ですので「以前のモデルの方が好きだった」という方も少なくないと思われます。

http://www.digitalside.net/?p=375
http://www.digitalside.net/?p=381
http://www.digitalside.net/?p=390

DYNAUDIO Excite X12 NEUTRAL & NATURAL

水曜日, 9月 29th, 2010

今回はDYNAUDIOのエントリーコンパクトモニター「Excite X12」をレポートいたします。

【あらゆるジャンルを“そつなくこなす”というキャラクターの持ち主。】

いつもながら若干「????」な見出しとなってしまいましたが、こんな表現に尽きるモニターだと思います。
まず(これまたいつもながらですが)、黒江的には非常に気に入った「オススメしたいモニター」に軽ーくランクインしてしまった実力機であると前置きさせてください。

その上で、大体の位置付けや音の傾向を他のオススメモニターとの比較レポートにてご紹介いたします。

●基本的には「色付け・癖が少なく、バランスの整ったハイスピードモニター」ですが、HAYDNと同じく若干しっとり・ウェットな音色(音触)感があります。
 (HAYDNは冷たい感じの冷ややかな湿度(水気)だったのに対し、Excite X12はもう少し常温寄りの印象で、キンキンとしたヒステリックさはありません。)

●解像度が高く、広がりのあるサウンド。いわゆる音場が(当店がオススメしているモニターの中では)かなり広い方で、リスニングポイント(定位・焦点)から多少ずれても大きく聴こえ方が変わる(HAYDNのような)「ピンポイント」タイプではありません。

●リアバスレフ(背面に(低域を補強する)バスレフポート(穴)が空いているもの)の割りには低域の回り込み、被りが少なく(当店の試聴室だと左右後方共にかなり広く取れるからでもありますが)、久しぶりにリアバスレフもので「合格点」を付けられるものに出会いました。

●レンジは「ちょっとだけ狭め」。SCM7に比べると低域はやや浅く、HAYDNに比べると高域は少しおとなしめの印象で、特に高域方向はスーパーツイーターで補強することによってよりハイスピードとなることも期待できるので、ぜひ実践してみたいところです。

●少々残念なのは「アンプのパワーが必要な点」。能率は86dBと決して極端に低くはないのですが、数値以上に「なかなか(本領発揮し)鳴ってくれない」という印象で、Iconなどの小型アンプでは期待した音にちょっとならなそう…。ですが、だからと言ってそんなに大きなアンプが必要と言うわけでもなく、当店で(ここ1年くらいの集計で)一番多く売れている「TEAC AG-H600」で充分にドライブできますのでご安心を。

…と、大体はこんな感じです。
また意味不明なことを言うかもしれませんが、
「音のキャラクター感はATC SCM7とrevolver MUSIC 3の中間点くらい」
「音の細かさはHAYDNにも近いものがある」

…と、なんだかいいトコ取りみたいになりますが、そんなわけでもなく
「抜けが良くって、ハリもあるし(黒江的にはスネアのサウンドがかなりツボ)、音の密度感も上々。なんだけど、どれも頭抜けていない・突出した武器がない。」
そんな印象でもあります。

それでも、「手の平サイズ」とまではいかなくても、かなり小さなモニターですし、見出しの通り「どんなジャンルを鳴らしても悪い印象を抱かせない」「速い曲は速く、遅い曲は遅く」「スピードも切れ味もあるのに聴き疲れるサウンドでもない」という何だか万能な感じが憎いヤツです。

とにかく、とりあえず、「ザ・ステレオ屋イチオシ・オススメモニター」に認定ですので、みなさん要注目にてお願いいたします!
(…あ、なんといっても定価126,000円という大プッシュの中では最安値なのも忘れずに書いておきます!→販売価格はお問い合わせください。)

【到着!】HAYDN GRAND SPECIAL EDITION【デモ開始!】

金曜日, 6月 25th, 2010

お待たせしました!

表題の通り、(ちょっと前になんですが…)「HAYDN LIMITED」が到着しております!

現在は目下(メタル系を中心に)エージング中ですが画像のUPを兼ねつつ、あらためて聴いた両機の違い・特徴を覚え書き程度に書き添えておきます。
(以前の内容と重複する点は再度感じたことなので「印象が強い」ということだと思います。逆に少し異なっている点などもあるかもしれません。)

まず、HAYDNを聴いてからMusic3を聴くと、Music3は「アグレッシヴ」「刺激的」「パンパンしてる」「低域が少し薄い」「音像型」という印象を持ちます。
こちらの方が明るめで、鳴りっぷりが良いので「元気がよい」という印象でもあります。

やはりMusic3の方が過激な感じがあるみたいですね…。また、ビシッとした定位感もMusic3に分があると思われます。
高域のシャープさから、低域までしっかりとタイトにまとまっていますが、HAYDNに比べると低域が若干沈み切っていない感じがします。

一方のHAYDNはMusic3を聴いてから聴くと「ややおとなしい」「やはり艶感がある」「とにかく透明で細かい」「低域の輪郭がわずかにソフト」「レンジが広い」「音場型」といったところです。

音の綺麗さ、綺麗と言っても「決して化粧や浄化して原型を失ったということではなく」ありのままなんだけど、繊細で透明で細かなところまでしっかりと描けてる(女性のすっぴん的な?)綺麗さです。
前後の奥行き感に優れているMusic3と比べ、上下左右に音場が広く、Music3みたいなカッチリとしたフォーカス感には劣るのですが、広がりからくる自然な音場感を聴いているとMusic3がカチカチにし過ぎていると感じられることも。
低域は明らかに深さ(低い周波数までの伸び)があり、解像度も高いのですが、やや輪郭がソフト(ちょい滲み)な感じもします。

Music3と比べると攻撃的な感じや、たたみかけてくる感じは少ないのですが、アコースティックや歌物なんかを聴くとすごく自然に素直に音が出ている印象で相性も抜群です。
(もちろん、これらはMusic3が苦手というわけではないのですが、HAYDNの方がしっくりくるというか…。)

僕自身、まだ結論には至っていませんが、「メタル系重視ならMusic3」「メタルもポップも歌物もならHAYDN」というところでしょうか。

それと、画像を見ていただければわかる通り、Music3の方が1回り大きいです。
「1回り」なんですが、HAYDNが普通の小ぶりなブックシェルフに見えるのに対し、Music3はちょっと大きめなブックシェルフに見えるくらいの差があるのでこの辺りも検討材料になりそうですね。

いずれにしろ、こんなに「嬉しい悩み」は無いだろうというくらい両者は完成度が高いと思いますので、(片方は当店のみの扱い、片方は限定品)手に入るうちにご検討いただくのが賢明かと思います!

試聴(アポイント)・納期などはお問い合わせください!

Music3 vs Haydn Grand Special Edition

火曜日, 5月 25th, 2010

僕が今まで聴いてきたモニターの中でもっとも“ビリビリ”っと来たモニターであり、長らくリファレンスとして採用してきたPMC [LB1 (Signature&Classic)]が入手困難になってから久しいですが、4年の歳月を経てようやく新しいリファレンス(ラインナップ)が出揃ってきました!

今日は先日紹介したVienna acoustics(ビエナ・アコースティックス)の「Haydn Grand Special Edition」と、こちらも以前に紹介した当店専売のrevolver(レボルバー)の「Music 3」をvs形式でレポートしたいと思います。

【青・陰のHaydn Grand Special Edition、赤・陽のMusic 3。】

…と、見出しは「かなり大袈裟に対極的に」書いてはいますが、両者の傾向はウリ2つといっても過言ではありません。
(マンガの「タッチ」の達也と和也のように、顔立ちも、性根(2人とも南が好きで、優しくて、野球好き?とか)もそっくりなんだけど、個性が違うみたいな…。)
なので、そのことをご理解いただいた上でこの「vsレポート」を読んで頂けると幸いです。

共通して言えることは…、

●音の輪郭がしっかりしていて、音像がしっかりと定位する「シャープ&ソリッド系」であるということ。
 音の塊を体ごと受け止めたり、熱気あるエネルギーを感じたり、重厚で圧倒的な情報量が魅力というタイプではありません。

●ハイスピード。
 音におけるハイスピードとは…音の立ち上がりが明確で、(実際に出ている)ピーク(音の棘)を丸めず、不自然な余韻(元の音をより響かせたり、滑らかにしたり)などがない状態を示しています。

●高い分解能。
 時に「薄味≒優しい味」「デジタルな画像や音よりも、アナログな写真や音」「ハッキリとした意見よりオブラートに包んだ表現」が心地良い(≒疲れない)ように、音を軟らかく聴かせようとすると高分解能で神経質なサウンドではなく適度にぼやかす様なサウンドとなることがありますが、両機は「あくまでモニターであることを前提」に製作されています。

●高いS/N感。
 ハイスピードに、ハイレゾリューションに音を出そうとすると丁寧さに欠けて荒っぽくなってしまいS/N感を損なってしまう印象を持ちますが、高価なスピーカーにも引けを取らない明瞭でクリアなサウンドです。
 両者は「無理やりハイスピード・ハイレゾリューションにして音を出す」というよりも「素直に自然に音を出す」という素性を持っていて、モニター側で何か仕事をしようという概念がなく、結果「鮮度感の高い透明なサウンド」を出力できているのと考えています。

…次に、Vienna acoustics「Haydn Grand Special Edition」の持ち味は…

◆「Music3」と比べてやや艶のあるサウンド。
 同社特有の味付けと言えると思いますが、「乾いた音までもが湿っぽく聴こえる」ようなことはありません。

◆極々細い針状(線状)の音の粒が数千~数万というくらい無数の数となってこちら(耳)に向かって来て体(耳)を通り抜けていくイメージ。
 大太鼓だろうが、コントラバスだろうが、どんな野太い音でも細かな音の集合体です。その音を形成する音の粒が本当に細かく聴き(感じ)取れます。

◆(僕の理想からすれば)ほんのわずかだけ、少し緩めの低音。
 十分に締まっていて、タイトな低音であることには変わりありませんが…。

◆高音はちょっとキンキン気味。
 これも同社特有かと思いますが、「ちょっと冷たくて、ちょっと硬めで、氷のようなイメージ(なので青)」。
 …なんですが、総じて音に派手さや華やかさ、明るさはなく、淡々と鳴っている印象(なので陰)です。

…続いて、revlover「Music3」の持ち味は…

◇「HAYDN LIMITED」と比べるとパンッと張りのあるサウンド。
 細かさもあるし、レーザー(光線)的なピンポイント感もあるのですが、加えて「弾け飛ぶ・切り刻む」といった鋭利なイメージも抱かせます。
 「HAYDN LIMITED」の針状に対して、こちらは無数の鎌鼬(カマイタチ)が耳に向かって放たれて(体を通り抜けて)いくイメージでしょうか。

◇「HAYDN LIMITED」と比べるとやや明るく、ちょっと厚めで、ちょっとドライなサウンド。
 こちらも「艶のある音が乾いて聴こえる」ようなことではありません。
 決して派手ではありませんが、比較すると「少し元気(なので陽)に、少し能動的に」聴こえます。

◇(僕の理想からすれば)ほんのわずか、ちょっとだけ粗っぽいかと…。
 「HAYDN LIMITED」がクールだったり、「Music3」の方が厚みがある分だと思われますが、ちょっとザワつく感じがあります。
 ただし、その分「力強さやドライブ感(なので赤)」には軍配が上がります。

…と、こんなところでしょうか。

赤とか、青とか、陰とか、陽とか、ちょっと無理矢理にも思えるかもしれませんが、「同じような傾向のものでも、明らかなキャラの違いが出ることを表現したいだけなので」あまり思い込みすぎないようにお願いします。

Vienna acoustics「Haydn Grand Special Edition」はシャープ
revlover「Music3」はソリッド
って書いた方が手っ取り早かったかもしれませんが…。(笑)

またATC SCM7などとも「vsレポート」書きたいと思います!

HAYDN GRAND SPECIAL EDITION

木曜日, 5月 20th, 2010

久しぶりの隠し玉を遂に解禁します!

以前から当社の新たなるリファレンスとして活躍していたVienna acoustics S-1G[HAYDN]ですが、
この度輸入元がCECからアルファメガへと移ることとなったため、しばらくみなさんに紹介することが出来なかった製品があります。

それが、この「Haydn Grand Special Edition (or HAYDN LIMITED)」なのですが、早くこのレポートを書きたくてうずうずしておりました!

【至上最高の分解能・クリアネス】

もちろん「僕の思うに」であり、「この価格帯&サイズ」という点も含まれますが、
この「音の細かさと透明感」はちょっと聴いたことがないです。

S-1G(ノーマルHAYDN)と比較すると…
●HAYDN(S-1G)でも十分、十二分に高分解で、高い透明感だと思っていたのに、あっけなくそれを超えてくれちゃいました…。
●レンジ感も特に低域方向に一伸びしており、唯一の弱点だった低音の課題(深さ・量感・解像度)も改善されています。
●相変わらずの明瞭なエッジ感は「無理やり描かれたような強調された輪郭線ではなく、自然に音の輪郭が耳(目)に映るようなシャープさ」。
●よりすっきりとした見通しで(静かになった時などの)静寂感が向上しています。

…と、要はHAYDN(S-1G)をらしさはそのままに1ランククオリティを高めている「だけ」ではあるのですが、
その「だけ」が、とても大きな差に感じられるLIMITED EDITIONです。

くどいようですが、特筆すべきは「分解能」と「透明感(≒S/N感)」で、
僕の大好きな粒子感に例えると、HAYDN(S-1G)はザラザラした砂粒としたら、HAYDN LIMITEDはサラサラの粒砂といったところです。
液晶やデジカメの画素数などが分かりやすいかと思いますが、例えば画素が4倍になったとすれば、
今まで「1画素(≒1ドット)だと思っていた点(音)が実は4画素だったんだ」と気が付かされるような感じであり、
「おおー、このシンバルって、こんな細かい音だったんだ」…というような場面がしばしばあるのです。
(繰り返しますが、HAYDNでも十分に分解されていると思ってたんですけどね…。)

無論、「細かい」ということは無意味に細かくしているということではなく、粗め(に鳴るのが正解)の音でさえ、
まるでバクテリアが分解してしまうように溶かして(分解して)しまうということではありません!

そして、その分解能がもたらすのが「クリアネス」です。
音の粒子が細かいゆえに音と音がぶつかり合わず、透き通るような奥行きを見せてくれて、1音1音の存在感が高まります。

強いて言えば、その高分解ゆえに「音の厚みや濃さ、密度感を感じさせてくれるサウンドではない」のですが、
もちろん定位も良好で、音の輪郭がありますので音像感もしっかりしていて決して「薄っぺらいサウンド」ではないのが救いです。
あと、旧モデル(同ブランド)特有のちょっと色艶が乗ってる音色感ではあるかな…と。

仕様的な違いですが、基本的にはウーハーユニットが異なるだけです。
伴ってネットワーク(クロスオーバー)若干調整しているようですが、確かにツイーターとウーハーのかぶりが少なくなっていて、見通しが向上している感じがするので納得です。
画像のCherry(茶色)がLIMITED MODELで、赤茶がNORMAL MODELです。
(よーく見るとLIMITEDとNORMALのウーハーの違いが分かります。)

…ということで、長くなりましたが久しぶりの(黒江的)超ヒット製品です!
「LIMITED」の文字通り世界で500セット、日本国内では50セット限定の販売です!
メタル系・ロック系・ポップ系を中心に聴かれている方や「黒江サウンド」に共感いただいている方は「絶対買い!」です。お見逃しなく!

Vienna acoustics [HAYDN GRAND SPECIAL EDITION] \210,000

http://www.viennaacoustics.at/news/HaydnSpecial.pdf

http://www.viennaacoustics.at/products/haydn/haydn.php

P.S.
あ、revolver [Music3]もお忘れなく。(^-^;
この2機種+ATC SCM7(or SCM11)あたりを聴けば1台は必ずアタリがあると思います!

revolver Music 3 【ザ・ステレオ屋 独占販売開始!】

水曜日, 2月 17th, 2010

以前にご紹介した通り、revolver Music 1 【黒江イチオシ!】最近やたらとお気に入りの「revolver Music 1」なのですが、強いて言えば1点だけ気になることがありました。
それは…、いくら黒江が「『逆低域フェチ』で低域は必要最小限だけ出ていればよく、低域の出過ぎがなによりも嫌い。」だったとしてもちょっと低域が物足りないかな…、強いて言えばもう少しだけあったら完璧なのに!と思っていたことです。
(Music 1の低域量は必要最小限ギリギリだとは思います。)

そんな中、ふと本国revolverのHPを見た時にそいつが何となく「俺を聴いてみろ」とばかりに目に飛び込んできました。
そうです。Music1には兄貴(兄機)がいたのです!

スペックや解説を見たところMusic1には13cmのウーハーが搭載されていましたが、これがMusic3は16.5cmのウーハーに変わっているだけ?のように見えます。

「…………………………………………。」

しばらく考えた後に思い切って電話をしてみます。

「これってうちだけの為に取ってもらえますか?」(中略)

そして、とうとうザ・ステレオ屋にMusic3がやってきました!

【狙い(期待)通りの部分と、少し(予測と)異なった部分。】

狙い通りだったのは…
●Music1そのままにスパスパと切れの良いハイスピードサウンド。
●思った通り、低域のレンジ感がかなり良くなってる!
●とにかく明瞭・鮮明で、音の細かさ(分解能)が抜群です。
●深くなった低域はもちろんタイトでしっかりと輪郭が見えます。
●低域の量感に中高域が喰われることなく、非常にバランスや見通しが良いです。
●あとはMusic1と同じですので以前のレポートをご覧ください。↑

少し異なったのは…
●Music1はちょっとドライかなぁ…と思っていたのですが、Music3はちょっとウェットな感じです。
 情報量というか、密度感が上がった分でしょうか。
●バスレフタイプのモニターなのですが、密閉型?と思うようなタイトさ。
 もちろん悪いことではないのですが、Music1の方が開放的であっさりと鳴ってくれる印象です。
●Music1+低域=Music3になるかと思っていたのですが、そうはいかず、少しキャラクターの違いがあります。
●なので、Music3>Music1ということではなく、好みの差になるかと思います!
●Music1と比べて「高さ・幅・奥行き」がそれぞれ約5cmずつ大きくなっているのですが、2回りくらい大きく感じます。
 (以前の画像と今回の画像の奥にまったく同じスピーカー(HAYDN)が映っていますので見比べてみてください。)

…と、こんな感じでした。

黒江的には【ここ数年でもっとも好きなモニター】と言えるヤツに巡り合いました。
「こんなにメタルをビシビシ鳴らせるモニターはそうそうないでしょ!」

…と、いうことで『revolver Music 3』はザ・ステレオ屋にて独占販売させていただきます!

定価OPEN→157,500円(税込)
※原則的にダークチェリーのみの取り扱いで、ブラックとライトチェリーは応相談となります。
(試聴のご予約もお待ちしております。)

P.S.
このMusic3で聴くと当店の現リファレンスアンプ「TEAC AG-H600とDUSSUN T6」の個性の違いがものすごく感じられて面白かったので追加レポートをしたいと思います。

http://www.revolveraudio.co.uk/music.htm

商品のお問い合わせ/ご注文/その他は黒江直通メールにてお願いします。
manager@digitalside.net

B&W CM5

金曜日, 12月 4th, 2009

今までに相当数のB&W製スピーカーを聴いてきましたが、この「CM5」は久しぶりに個人的なヒット(好き)でした。
(もちろん、良いなあと思ったことはたくさんありますが、自分のツボではなかったので。)

【サウンドクオリティはNautilus800シリーズ譲り、サウンドカラーは600シリーズ譲り。】

600シリーズと800シリーズの中間なのですから、700シリーズ(一昔前で言うNTシリーズ)なのでは?…と思われるかもしれませんが、ミッドレンジに厚みを持たせた700シリーズとは異なり、レンジの広さを感じさせる800シリーズの血をより濃く受け継いでいる印象があります。

加えて、800シリーズのエレガント且つウエットなサウンドに対し、どこなく暖色系のサウンドを狙っていたように感じていた700シリーズでしたのが、このCMシリーズは「エレガント&クール」を狙っている印象でした。
そういったことも含め、サウンドのルーツは800シリーズから来ているのではないかと思うのです。
(無論、あのちょんまげのようなNautilusツイーターを搭載していないのですから、よほど700シリーズの方が800シリーズの直系と考えられて自然だと思いますが…。)

下位の600シリーズは(前身のDMシリーズより)以前よりホームシアター用途を強く意識して製作されている印象が強く、そのサウンドもB&Wのイメージらしからぬドカンとした音作り。
メリハリが強く、バンバン鳴ってくるタイプで”おしとやかなNautilus”に対して”ちょっとじゃじゃ馬”感のあるサウンド傾向です。
その分、ロックやポピュラーなんかは元気に、それでいてほんのりB&Wらしさを感じさせてくれたので僕は意外と支持していました。(主にDMシリーズの時ですが。)

本題に戻りますが…
【メリハリが利いてコントラスト・スピード感に優れたサウンド。】
CM5は一言でいうとこんな感じです。
とにかく「ハリ出してくる」という印象が強く、それでいてB&Wらしく繊細さも持ち合わせています。

実は、下位機種にCM1という小型モデルがありますが、(発売以前からかなり期待していたんですが…)無理して出しているような低音の印象が(僕は)好きではないので、このCM5にも実は期待をしておらず…。(随分遅くなりました。)

…が、このCM5は帯域バランスが素晴らしいです。
苦しそうに鳴ってしまうことがあるCM1に対して、何とも自然でスムーズな低域。
全体的に鮮やかで、ちょっと華やか、明るめのサウンドですが、派手とかケバイという印象は皆無でとても「良い加減」ではないかと。
その鮮やかさ、発色の良さから、少し音が滲みっぽく、細かさがもう一声欲しかった部分もありますが、僕の総合的な評価は上々でした。
(CM1とこのCM5も然り、N801~N805も然り、シリーズってやつはテイストは同じでもそれぞれまったく異なった鳴り方をするので、長所・短所は共通せず、横一線で評価できませんが)Nautilus805を若者向け?にした感じ…加えて言えば、「ATC SCM7とrevolver MUSIC1の中間的サウンド」と思いました。

こんな事ならもっと早く聴いておけば良かったです…。
…と、よくある「シリーズ中1つだけ聴いて良し悪しを判断してしまった悪い例」だと改めて勉強になりました。
その逆も然りで、「シリーズ中1つだけ聴いて良いと思ったからすべて良いはずと思い込む」や、
「(前述の通り)シリーズを横一線・同列に、一様に、褒めちぎっている(評論家やレビュー)」のは僕は間違いだと思っているので、(こんな感性で申し訳ないですが)僕のレポートを参考に「1人1人それぞれの」自分に合う音、好きな音を探してもらえたら幸いです。

ちょっと製品レポートとは関係なくなってしまいましたが…。(^-^;

僕は「CM5」結構好きです!

http://www.bowers-wilkins.jp/display.aspx?infid=3978

商品のお問い合わせ/ご注文/その他は黒江直通メールにてお願いします。
manager@digitalside.net

Pioneer S-71B-LR

金曜日, 11月 27th, 2009

少し遅くなりましたが、パイオニアの今冬新製品から上級機種の血統を継ぐスピーカーをご紹介します。

当店ではこのニューラインの「71シリーズ」の中から「あえて」ブックシェルフのS-71B-LRをセレクトしましたが、基本的にはトールボーイ(フロア型)のS-71がメインの製品となるようです。
端から端まで(節操なく)埋め尽くす量販店はさておき、ほとんどの専門店でもS-71がメインとなるようですが、前述の通り当店があえてS-71のローコスト版とも言えるS-71B-LRを指名したそのワケは…

シリーズ化されているラインナップの場合、ブックシェルフは上位機種(フロア型)の胴をバッサリと切って頭だけにしたものが多いのが現実ですが、僕はだからと言って必ずしもフロア型(高価=高音質)>ブックシェルフ(安価=低音質)だとは思っていません。
さらに言えば、(これについては別の機会にしっかりと書きますが、)僕は『高さ方向の』リスニングポイントを考慮していない製品・ユーザーが多いため、安易にフロア型をオススメしないようにしていますし、フロア型の特徴・長所とも言える胴長ゆえの(音質・音色的な)短所があると考えています。

…と、屁理屈ばかり述べるつもりではありませんので、話を元に戻します。

先日のこと、パイオニアさんが発売直前のS-71を持ってきてくれましたのでいつものように試聴をしたのです。
…が、低音の量感が僕には多すぎてどうにも受け容れ難いなぁ…と思っていたのです。
そんな時、ハッとあることに気が付き、試してみることしました。
それは…「バイワイヤリングがツイーター&ミッドコーン(同軸ユニット部)とウーハーで分かれていたので、ウーハーの接続を切って聴いてみた」のです。
もちろん、不自然な音ではあるのですが、中高域はかなりいい感じであることが確認できました。
これなら「S-71B-LR」の方はかなり好きな傾向かも?!…と、そんなこんなでS-71B-LRの導入を決めたのです。
(※ちなみに、S-71は普通の椅子・ソファ(床から座面まで35cm~45cm)くらいの一般的な高さで丁度良い高さ(リスニングポイント)でした!)

…と、今日は時間がないのでここまでとします。近日中に更新します!

続きです。

肝心のサウンドに触れていきます。

【見た目はシックだけど、音は情熱的。】
上位機種にあたる「S-81B-LR」は優しい、上品な、上質なタッチ(感触)の音だったのに対し、
「S-71B-LR」はビビッドで、エネルギッシュで、パッショネートで、前に来るようなサウンドです。
…かと思えば、音の先端(出音・インパクト・アタック)がやや丸かったり、伸びのある音だったりと「S-81B-LR」との共通点もチラホラとうかがえ、(2way)同軸ユニットの長所でもあるピンポイントな音像感なども兄譲りといった印象です。

少し気になったのは高音はカリカリとした硬質系に対し、中音はやや丸みのあるしなやか系、低音は少し暑苦しさを感じる厚み系…と、繋がりが悪く感じられるジャンルがあったことです。(はい、メタルです…。^-^;)
それと、上位機種のS-81B-LRにも感じられた事ですが、もう少し解像度が欲しいかなぁ…と。(これは同軸ユニットゆえのウィークポイントかもしれません。)

価格を考えるとCPは十分に合格点。漆黒のデザインはテレビなどのサイドに配置すると視覚的に存在が気にならず、音がどこから出ているか分からなくなりそう。(シンプルで僕は好きです。)
J-POPを中心にROCK・TECHNO・HOUSEなどなど、色々なジャンルを聴かれる方にオススメです。

http://pioneer.jp/components/sp_sys/series7/index.html

商品のお問い合わせ/ご注文/その他は黒江直通メールにてお願いします。
manager@digitalside.net

revolver Music 1 【黒江イチオシ!】

木曜日, 11月 5th, 2009

表題の通り、久しぶりに個人的に好きなタイプのモニターと巡り逢いました。

その名も『revolver Music1』

…と言っても、もうかれこれン年も前にその音は知っていたのですが、この度やっと『ザ・ステレオ屋ファミリー』に迎え入れてやることが出来ましたので、記念のショットと共に(同価格帯のATC SCM7とのvsレポート形式で)ショートレポートを書いてみます。

【大砲のようなATC SCM7 vs ピストルのようなrevolver Music 1】
(ブランド)名は体を表す。…とでも言いたげな見出しですが、「ピストルのような~」というのは兼ねてからELACのモニターによく使っていた言葉であり、このrevolverのために(わざわざ)考えたわけはありません。

(あえて対極的に表現すれば)ATCは「ドンッと重戦車のような大口径の砲撃」で、revolverは「パンッと弾丸のような射撃」というイメージです。
もう少し具体的に書けば、
ATCは芯の太い(しっかりとした)音が空気ごと押し出すかのように、パワフルに、張り出すように飛んでくるタイプで音の体重をしっかりと感じさせてくれます。
revolverは線の細い音が空気を切り裂くかのように、直線的に、鋭く、スピーディに飛んでくるタイプで音の切れや粒子感を感じさせてくれます。
この辺りがELACと似た印象であり、僕の好むところでもあるのですが、低域を何とかして出そうとするELACに対し、revolverは(まるで諦めたかのような)やや薄目の低域でその”潔さ”とも取れるサウンドは「明瞭かつハイスピード」、そこから来る定位の良さと相まって僕の好きな「万能ではないけど突出した武器を持つタイプ」なのです。

とにかく「音の粒子感」が抜群で、今まで聴いてきた中でも1,2位を争うと言っても過言ではありません。
「ザクザク・ゴリゴリ・バリバリ」といったハイゲインのディストーションギターも最高なのですが、何よりも僕が気に入ったのはシャウト(ボーカル)の激しい絶叫・咆吼・嗚咽が非常にリアルに聴こえることです!
(シャウト系ボーカルの僕が言うのですから、この点だけは間違いありません!)

久々に『ザ・ステレオ屋(黒江)』イチオシのモニターがビギナーにも(何とかギリギリ)お勧めできる価格(141,750円ペア)で登場しました。
「喉の奥で歪んだ激しい叫びが何よりも一番の聴き所だ!」という奇特?な方はぜひ一度聴いてみてください!

http://www.revolveraudio.co.uk/music.htm
http://allegro-audio.sakura.ne.jp/Revolver.htm

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