オーディオはじめました。 – 予算と試聴 2 -

またもや、しばらく間が空いてしまいましたが、購入記『オーディオはじめました。』の続きです。
(※連載はカテゴリー【購入記:オーディオはじめました】でまとめ読みできます。)

(前回)「金額的に理想的」なシステムと「音質的に理想的」な2つのシステムを比較試聴した2人。
はたしてどのような感想を持ったのでしょうか。
(略記は黒江→黒・番場→DB・湯川→HY・番場&湯川→2人)

DB『価格を抑えたシステムでもいつも聴いているものよりは全然良かったですが…。』
HY『さすがにザ・ステレオ屋さんのリファレンスシステムを聴くと圧倒されますね。(笑)』
黒「(リファレンスの方は)電源とかケーブルとかも全部うちのイチオシ固めだったから、ちょっとやりすぎたかも。(笑)」
2人『自分達は大体決心がついてきました。』
黒「何度も言うけど、無理だけは絶対しないでね。」
2人「はい。」

…と1つ書き添えておくと、(連載冒頭の)「黒江先生…!!    オーディオがしたいです……」からは、すでに数ヶ月が経っていて2人と僕はその間にも(バンドで定期的に会っているので)色々と購入へ向けての談義を重ねてきています。

黒「では、どうしましょう?」
HY『自分はめいっぱいの予算に増額して今買えるだけのものを買いたいです。』
DB『自分もそうします。買い替えていくと(最終的には)余計に出費が大きくなるっていうのはもったいない気がして…。』
黒「無理はしてないね? 最初は(全部で)10万円くらいだったけど、どのくらいに?」
2人『25万円~30万円くらいでしょうか。(前述の検討期間中にボーナスもあったそうです。)』
黒「分かりました。それじゃあ購入優先度の高いものから選んでいきましょう。」

ここで(2人にも話した)ワンポイントです。
オーディオの魅力でもあり、長所でもあるのが『システムを徐々に構築できる』という点です。
具体的に言うと『スピーカー・アンプ・プレーヤーを少しずつでも入れ替え、買い足してゆける』ということであり、(今回の2人には当てはまりませんが)ミニコンポや(お父さん、おじさんなどから)もらった(お下がりの)コンポなどをベースにして、1つ1つを自分のお気に入りに変えていくことができるということです。
例えばミニコンポを所有していてすごく気に入ったスピーカーが見つかったなら、まずはそのスピーカーを買って(しばらくはミニコンポに繋いで使い)アンプとプレーヤーはまたオーディオ貯金が貯まったら…という買い進め方が有効的となり、それを何度か繰り返すことで気が付けば理想通りのシステムに仕上げることができます。
(ミニコンポのスピーカー替えは出来ないものあり、出来ても多少の知識やスキルが必要になります。)

同じ音が出る“音楽再生機”でも一体型のものなどでは(スピーカーを接続することも、他のアンプを接続することもできないので)こうした『徐々に構築』が叶わず、結果的に“一体型の音楽再生機”を買い替えるだけに留まって(もっとちゃんとした音で聴けるチャンスを逸して)しまうので、(いつかはオーディオを組みたいなという方は)どこかのタイミングで一体型や(外部との入出力ができない)ミニコンポから思い切って卒業することが必要になります。
ただし、昨今はパソコンからオーディオを構築することも「かなり容易になってきた」ので、その辺りはまた後述させていただきたいと思います。

今回の2人はベースになるミニコンポ的なものを持ち合わせていなかったので(がんばってくれた予算を考慮して)“最低限必要なもの”からそれぞれにあったものをコーディネートしていくことになりました。

“最低限必要なもの”=“完成形のオーディオシステム”-“最初に要らないもの”

上の方程式?に基づいて、まずは「最初に要らないもの」を挙げていきます。

【(オーディオをはじめるにあたって)最初に要らないもの】
○ラック
○スピーカースタンド
○各種ケーブルの高音質モデル(付属品以外のケーブル)
○その他のアクセサリー類(電源関係など)
大雑把ですが、ざっとこんな感じでしょうか。それぞれにコメントすると…

ラックは(すでにあるなら)TV台や、メタルシェルフ(メタルラック)のような“非オーディオ専用”のもの(ラックと言うよりは収納棚)でも構いません。
ただし、家具的な収納棚は奥行きの短いものが多く、(幅40cm強の)フルサイズのアンプやプレーヤーだと収まらないことも多く、更に言えば、設置ができたとしても重量的に無理がある場合もございます。
(設置時にきしむような音がしたり、板が反ったり…と無理があるようなら避けてください。)
また、ラック代わりになるものが無い場合はシンプルに“床置き”で問題なく、アンプの上にプレーヤーなどを積み重ねていく“亀の子置き(積み)”“亀さん置き”だったり、床の空きに余裕がある方は積み重ねずに横に並べていく“平置き”でも良いと思います。
この時、(特に床がカーペットの人は)厚めの板などを先に敷いてグラグラを抑制するとよりGoodです。(ホームセンターなどで安価に買えるものでOKですが、底面と天面が並行であることが望ましいです。また、石材の方がよりシャープな音になりやすいので予算次第で検討してください。)

…ちょっと長くなりそうなので、一旦UPします。

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