NuForce Icon2 and Icon uDAC2(μDAC2) #2

前回の続きです。

今回は「uDAC-2」を中心に、こちらは簡潔に行きましょう。(^-^;

こちらは前回のIcon2とは異なり、基本的には(構造がシンプルなためか)大きな音質傾向の変化は感じられず、いわゆるヴァージョンアップ・アップグレードといった基本性能の向上だけのようです。

そのため「悪くなった」や「傾向が変わった」と思われる点はなく、純粋に成長を遂げたMK2モデルと位置付けてよいと思います。

成長点を簡潔に述べますと…
●「96kHz/24bit」に対応したDACにより、情報量が高くなりました。
●ヴェールを1枚はがしたようなS/N感の向上、見通しの良さが顕著です。
●レンジ感や解像度、音の広がりも更に向上した印象です。
…と、あっさりとしたものです。(笑)

以前(初代モデル)のレポートでも述べたとおり、uDACは少し「オーディオ的」なサウンドで「情報量」と言われる音の濃さ・太さに軸を置いた印象があり、やや軟らかさや、音の丸み、音の伸びなどを強調してくる傾向も前モデルと変わりません。(それでも、初代モデルからすれば音の澄み方=透明感が向上した分、だいぶん癖が少なくなったとも言えますが。)

そういう意味では、同じくNuForceの「Icon mobile」の方が「モニター的」なサウンドで「鮮度感」と言われる透明感・明瞭度に軸を置いた印象で、僕個人としては好きなタイプです。(ただし、純粋なクオリティ≒音質はIcon uDACの方が1~2枚上手です。)
なので、シャープさを追求する方はNuForce「Icon mobile」も一聴の上、ご判断いただけると良いかと思います。

なお、Icon2のUSB入力の再生音とも比較しましたが、おそらく「Icon2とuDAC2」の両機のDACは共通のものであると思われます。
ですので、Icon2のUSBサウンドもこのuDACとほぼ同じ傾向であると考えていただいて構いません。(「ほぼ」とするのは、アンプ部との絡みでややIcon2の方がシャープ・パワフル・ハイスピードに感じられたからです。)

Icon2・uDAC2ともに、初回分もあと僅かです!お早めにご利用ください。

uDAC2は初代とまったく見分けがつかないので箱ごとパシャリ。(笑)

uDAC2は初代とまったく見分けがつかないので箱ごとパシャリ。(笑)

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