marantz SA-12 and PM-12

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今回は話題の新製品をレポートさせていただきます。

【正統派ハイクオリティ&エレガンス。】

marantzが新たなフラグシップラインとなるSA-10とPM-10を発売し、非常に高い評価を得たのは数年前のことになりますが、この度“満を持して”投入してきたのがそのフラグシップ機の弟分となるSA-12とPM-12になります。

この場合の弟分は=ローコストモデルとも置き換えることができますが、(“新たなフラグシップ”が登場する際の多くに、新たなデバイスやテクノロジー・ノウハウが投入されますが、)今回のSA-12・PM-12は主要部をSA-10・PM-10から数多く引き継いでいます。

つまり、(フラグシップ=兄貴分が先行してからの)弟分というものは新たなものを効率良く生産できるようになったり、歩留まりが向上したり、低コストで同等に近いものが生産できるようになったことから生み出される産物とも言え、コストパフォーマンス的は優位であると考えるのが自然となります。
(なんて、結構期待含みで聴くことになりましたが…笑)はたしてその実力は…

■marantz [SA-12 and PM-12]
●CDプレーヤー、アンプに共通する点として、高い解像度、クリアな見通し、バランスの取れた音調(帯域・位相・音色傾向)が挙げられます。(「高域が硬く、低域が緩い」などが無く、「高域がウェットで低域がドライ」なども無く、全体域で音調が揃っています。)
●広大に拡がるイメージではありませんが、閉塞感はまったくなく“自然な広がり”があります。特にCDプレーヤーは伸びが感じられ、(くどさの無い)自然で上品な余韻が感じられます。
●高い解像感があり、音の位置関係・定位感に優れた「ブレの無い音場」を描きます。
●アンプと共通しない点として、CDプレーヤー(SA-12)は高音の伸びがしっかりめとなり、全体的に少しウェットな“やや大人しい印象”となります。
●CDプレーヤーと共通しない点として、アンプ(PM-12)は低音の伸びがしっかりめとなり、全体的に少しドッシリな“やや厚みのある印象”となります。
●そのため、SA-12とPM-12を組み合わせることで“よりバランスの取れた”サウンドとなり、marantzの狙い通り(?)なのではないかな…と考察しております。
○鈍足傾向ではありませんが、スピード感は上々という位置付けで、抜けやキレを出してくるサウンドではありません。
○バシッと向かってくる、飛んでくる傾向にもないため、パワー感やアグレッシブさを要求するのは難しそうです。

…ということで、“美音系”とまでは行きませんが、良い意味で“準美音系”(美音も過ぎると厚化粧)の好ポジションに位置付けられ、前振りの期待通り、ハイCPモデルということには間違いがないようです。
「1音1音がスッと出て消える」というオーディオにもっとも大切なことができ、素直さに少し優雅さ、上品さを加えたようなラインナップとなっておりますので、ぜひ一度お試しいただきたいと思っております。

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