WrinkleKit 「リンクルキット」 3Material PowerTapKit for UL
 メーカー希望小売価格 \35,000- (100台目まで\30,000-)
 
 単一素材による固有共振周波数の癖を排除し究極のマテリアルULTISTYLEを
 トッププレートに採用した超剛耐性タップケース
 
 取り付け可能コンセント:UL規格コンセント2箇所(計4口)
 取り付け可能インレット:IEC規格(15A)1箇所(計1口)
 トッププレート:3mm厚ULTISTYLE
 コンセントベース:12mm厚アルミニウム
 フロント・リアパネル:12mm厚アルミニウム
 シャーシ:2mm厚スチール
 フット:φ12mmULTISTYLE(4箇所)
 外形寸法:W70mm×H55mm×D304mm(突起部含まず)
 重量:約1.2Kg(パーツ・ビス総合計)

 当店からの要望も聞き入れて頂いた、ULTISTYLEトッププレートのハイCPタップ。
 昨今の電源アクセサリー系フィーバーで既に多くの既製品タップがありますが、
 コンセントによる音色の違いが顕著なため、筐体の質や外観が良くても、
 好みの音ではないという声が多く聞こえてくる事実です。

 そのため好みのコンセントに入れ換えて使用されている方が多いのですが、
 結局、市販品の入れ替えは結果的にコストパフォーマンスを落すことにもなり、
 特により良質な筐体を持つ高価なモデルでは特に決断しにくいものです。

 「ケースは欲しいけどコンセントが好みじゃないからコンセントは要らないので、
 その分安くケースだけ売って!」とワガママな要望に応えてくれました。

 最近はアルミの折り曲げ・削り出しケースが目立ちますが、
 叩くと鈍い音がするか、響きが粗くてギスギスした音で、コンセントは底板から
 出るポール状に固定するため余計に振動が伝わり易くなり、叩いた時に
 出る音がそのまま乗ってしまいます。

 WrinkleKitは壁コンセントと同様の構造をタップ化することによって、メカニカル
 アースの影響を小さくし、更に振動が筐体全体を走り抜ける事のないように
 実際コンセントが接触するのはベースとプレートだけにしています。
 これらを少し多めのビスで固定し、超高剛性なタップを目指して作りました。

 ケース自体は音色に特別な癖を持たず、極めてクリア。
 全てのコンセントにおいてその素性は残しつつ、より高音質に改善されています。
 アルミ筐体の他のケースと比較すると、高S/Nで定位感や輪郭がしっかりと
 しており、高域はややシャープで高分解能、低域はタイトで芯があります。

 高S/Nに助長され、強弱のコントラストも良好で中域の張りと高低域が
 調和されたサウンドを生み出すマストなキットになってくれると思います。