GRACE m904 vs m902

今日は先日のm902に引き続き、GRACE[m904]をご紹介させていただきます。
とは言え、ザ・ステレオ屋たるものが当たり前な紹介では面白くないので昨年10月の「アンプジラ親子対決!」と同様に兄弟(親子?)比較という流れにて第9回「ROCKで使えるミドル〜ハイエンドオーディオ」(機器の紹介)です。
(すっかり失念しており、文中にてカウントしておりませんでしたが第7回はPMC[LB1]で第8回が先日のGRACE[m902]という事になります。^−^;)

まず始めに先日はプリアンプとしての紹介となったGRACE[m90X]というシリーズが一体どんな製品なのかをしっかりとお伝えしなくてはなりません。
...が、一体全体どう言えば良いのでしょうか、プリアンプ・DAコンバーター・ヘッドホンアンプと大きくは3点の機能を持ち合わせる機器ですが、どの機能もオマケというレベルの完成度ではなくそれぞれが主軸となれるくらいにしっかりとした働きをしています。
強いて言えばという事で、個人的にはm902は1.ヘッドホンアンプ・2.プリアンプ・3.DAコンバーター、m904は1.プリアンプ・2.ヘッドホンアンプ・3.DAコンバーターと、この様に位置付けてみました。

ただし、DACに関してもm902はUSB入力、m904はDDコンバーターとしての使用およびクロック(ワードシンク)の接続も可能という豊富さ、もちろん決して「オマケ」とは言えない基本性能の音質です。
...という事で、結局は「どの機能を使用するベースで購入しても損しませんよ。」という事になるのですが、公式ページによるとm902はリファレンスヘッドホンアンプ、m904はステレオモニターコントローラーというカテゴリーで表現されていますので素直にそう理解するのが適当かもしれません。


イントロはこれくらいにして、それでは本日の本題です。
先にお詫びしておきますが、結局はアンプジラと似た感じの印象でした。^−^;
やはり、兄貴...もとい兄機は大きな分鳴りっぷりが良く安定感と音のスケール感、情報量に秀でています。
いえ、兄機の鳴りっぷりが良いのではなく弟機がちょっとはしゃいだ感じがあると言った方が正確かもしれません。

アンプジラの同様に個人的には弟機(息子機)の方が断然に好みであるため、デモ機の導入も好みに従って入れていますが、実際どちらが癖の無い音作りであるかと言えば(双方に僅かな優劣があるものの)兄機の方ではないかと思っています。
そのため弟機と比較すると鳴りっぷりが良く感じるわけですが、返せば弟の方がよりタイトでスピーディな音であり、結果としてその分スケールが小さく感じられる印象です。
(ただし、両機共に圧倒的な鮮度の高さで「バチコンとは。」でも再三書きましたが、いかに世のオーディオ製品が音の調理をしているかが分かります。)

上記も踏まえた端的なまとめですが、m904(兄機)は僅かに重心が低く主に中域〜低域方向の解像度や音場の広さやダイナミックレンジにに分があります。
m902はお約束の切れ・立ち上がり・抜けといったスピード系に加え、輪郭や低域の締りといった収束の早さに分があります。
また、ハイエンド機との直接比較でも決して恥じる事のない程にとにかくS/Nの高さを感じさせる両機であり、音の鮮度感(作られていない印象)とS/Nの両立が難しい中で(いかにもデジタルな回路なのに...)巷でよく言われる「何も足さない、何も引かない。」(ボリューム)というプリアンプの役割に徹したモデルです。
(スペック的にはm904の方がS/Nが高いようですが、パネルの電飾をオフに出来るせいか高域のS/N・分解はm902の方が良く感じられ中低域にかけてはm904の方が良く感じられる傾向でした。)

今日はこの辺りで。

本国GRACE Connect URL
輸入元2nd Staff Connect URL

2005/05/31  20:44

史上最速Pre!? GRACE m902

本日は新しくリファレンス機として当店のデモ機に加わったGRACE[m902]のご紹介です。
元々、先代機であるm901よりヘッドホンアンプとしてオーディオ専門誌などに登場し始めたプロ機系の製品で当初より注目していたアイテムではありましたがヘッドホンアンプというカテゴリーという事もあって当時はあまり強い関心を持ってはいませんでした。
(とは言え、興味があったので楽器屋さんで個人的に試聴した時に「何だコレ、すげえバチコンなヘッドホンアンプだ!...ちょっと高いケド。」と思った事は言うまでもありません。)

そして、少々月日は流れてm902の登場です。
個人的には完璧と言いたいくらいのルックスにプリアンプとしての機能が搭載され、ますます興味を惹かれます。
しかしながら、僕自身の認識が「ヘッドホンアンプ」というカテゴリーから抜けていない事、何より輸入元である2nd Staff(セカンドスタッフ)さんと全く繋がりのない状況だった為、方々をあたってはコネクションを探してはいたものの様子見の状態が続いていました。

あくる日、(その意味は後日に分かりますが)とにかくバチコンなプリを探していた最中にふとm902を思い出し、満を持して直接アタックし、こちらの(若さあふれるバチコン)オーディオのスタイルを非常に理解していただき快くデモ機を拝借。
あくまで、ヘッドホンアンプにプリ機能を足したという前提だったので「プリ機能はオマケ程度。」とたかをくくっていましたが、すでにお察しの通り当店のリファレンスシステムに採用したくらいで、とにかく半端なプリでは比較にならないほどにクリアで端整なサウンドを引き出す正真正銘のプリアンプだったのです。

「迷いの無い音」「シンプルで鮮烈な音」「カッコいい音」などなど、ルックスとサウンドにギャップが無く、抜群の切れ・収束・スピード・制動という前後方向にめっぽう強い、ハイスピードなサウンドです。
加えて、分解能も高く繊細さ(正確さ)が非常に感じられ、タイプ的には薄っぺらいサウンドになりがちな傾向であるものの1音1音に力強さや張りがあるので定位(音)が引っ込まず、しっかりとヴォーカルの存在を感じられる点も高く評価しています。

コンパクトにまとまってくるのでやはり広大なスケールを描き出すイメージではありませんが、m902の主張が激しくシステムを支配するようなタイプではないのでパワーアンプ次第で柔軟なシステムに対応可能です。

P.S.
写真ではFLYING MOLE[DAD-M100pro HT](通称:モグラ・・・皆さん同様に呼んでいるようなのでつきなみですがモグラのロゴなので...)をパワーアンプとして組んだシステムです。
(下からthe j1 project[SP35HB DLC・BA35HB DLC]→FLYING MOLE[DAD-M100pro HT]→TAOC[170DL]→the j1 project[SP50HB DLC]→ GRACE[m902]というモグラを引っ叩いて鳴らすクレイジーなセッティングです。^−^;)
僕自身は今まで巷の評価ほどはこの「黒モグラ」を(もちろん好きで導入したけど内容は価格相応だと)さほど評価していませんでしたが、一気にモグラの評価が変わるほどにGRACE[m902]によって魅力が引き出され、デジタルアンプならではのアグレッシブなサウンドはロックオーディオユーザーに一度は聴いて頂きたいコンビネーションでした。


...という事で、輸入元公認のGRACEに強い販売店としてテクニック・価格の両面をサポートいたします。
もちろんFLYING MOLE製品もOKAYです。
試聴希望・お問い合わせなど気軽にご連絡ください。

2005/05/28  13:04

QUAD

今回は昨日の続編にて、QUAD製品からピックアップしてご紹介いたします。

QUAD[(77-)11L]・・・以前のblog(モニター大集結のROCK Festival最終週)で少々ご紹介しておりますが、先日のaudio pro[IMAGE 12]同様に非常に中域のしっかりとしたモニターで情報量と軽快さを両立した稀有なサウンドを得る事のできるモデルです。
QUADと言えばコンデンサ型のESL(ElectroStatic Loudspeakers)があまりにも有名ではありますがESLと共通の暖かみや艶やかな音色傾向も伺え、大きさも構造も異なるながらにしっかりとQUADのマインドを感じさせてくれるのが印象的です。
audio pro[IMAGE 12]同様に伸び・厚みのあるサウンドながら高い解像度を基調とし、特にヴォーカルは人肌の温度感と湿り気がよく表現されて生々しく魅力的です。
Connect URL
定価\105,000(ペア)→ロングラン特別価格にて


QUAD[(77-)12L]・・・11Lのウーファーサイズを一回り大きくしたモデルでコンパクトモニターながら低域の量感に優れています。
比較的に重々しく濃厚な低域の質感であるため、11Lの方がすっきりとしている分ウェルバランスに感じられる方も多いと思います。
Connect URL
定価\147,000(ペア)→ロングラン特別価格にて


QUAD[ESL-989]・・・前述の通り、QUADの代名詞とも言えるESLシリーズ。
名機ESL-63を経て、ついに待望の復活を致しました。
未だに多くのユーザーからあこがれ続けられるモデルに野暮な説明は不要だと思いますが、コンデンサ型特有の音色感と平面から生み出される均一な音の波は広大で整った音場を作り出します。
ESL-989では長い歴史の成果によって旧モデルに比べ、解像度の向上が著しくよりシャープで鮮明なサウンドへと進化したモデルとなっております。
また、配置・足場・空間のセッティングにシビアなスピーカーですのでお求めの際にはしっかりとしたアドバイス・アフターフォローをさせて頂きます。
Connect URL
定価\1,575,000(Vintageペア)→ロングラン特別価格にて


総評として、今回は久しぶりにバチコン度があまり高くない各モデルをご案内いたしましたが、ESLとウーファーは別にしてもブックシェルフの2機種に関しては特にヴォーカル重視のボイスモニターや広がりすぎず軟らかすぎないクラシックモニターとしてのポテンシャルを十分に持っており、もちろんシャープ・タイト・クリア・ハイスピード傾向へバチコンセッティングにする事によってロックも十分に鳴らせる事を付け加えておきます。

個人的には抜群にCPの良いIMAGE 12はオールジャンル型のビギナーに、77-11Lはヴォーカル重視のリスナーやハードロックファンにお勧めです。
ロングランセールという事で、ロッキーインターナショナル取り扱い全製品をしばらくの間は特別価格にて提供いたしますのでお求めの際は気軽に声を掛けて下さい。

ロッキーインターナショナル Connect URL
英国QUAD Connect URL

2005/05/25  16:38

audio pro

本日は輸入元ロッキーインターナショナルさんより日頃のブログ活動を評価していただきまして「ぜひプチレビューつきの紹介記事を」というリクエストにお応えし、(ロッキーさん扱いブランドの中から)お勧めブックシェルフ等をご紹介させて頂きます。
これに伴って、ロッキーインターナショナル取り扱い全製品を極秘特価にてロングランセール致しますので、ぜひこれを機にご利用ください。

audio pro[IMAGE 12]・・・当店でも長らく愛用された前身IMAGE 40(こちらはトールボーイ)の後継機シリーズ。
IMAGE 40はシームレスで伸び・厚みのあるサウンドながら解像度や軽快さを兼ね備え、デザイン・サウンドともに高いCPを誇るスピーカーでした。
そして、IMAGE 40の中高域を軸にコンパクトにまとめられたIMAGE 11は低域こそ望めないものの、きつさの無いサウンドながらハッキリとしたテイストで歴代のコンパクトスピーカーの中でも一際秀逸なスピーカーでした。
そのIMAGE 11に代わりIMAGE 12が登場しましたが、(ユニット口径・サイズは大体そのままで)前作IMAGE 11の3,600Hzより2,800Hzにクロスオーバーを下げてツイーターにレンジを持たせる事によってウーハーの負担を軽減。
その分を低域の再生に費やす事によって弱点であった低域の再生力・存在感に磨きをかけています。
Connect URL
定価\39,900(ペア)→ロングラン特別価格にて


audio pro[BLACK PEARL V.2]・・・IMAGE 12のハイエンドモデルという位置づけでの紹介で問題ありません。
再生レンジ・S/N・解像度・ダイナミックレンジと基本性能を向上させ、よりクリアなサウンドで上位機種の風格を示してくれます。
IMAGE 12との価格差も十分に見合っており、金額だけで容易に語るのは好ましくありませんが他の10万円クラスのスピーカーと聴き比べても(基本的な音質面において)見(聴き)劣りしません。
Connect URL
定価\71,400(ペア)→ロングラン特別価格にて


audio pro[ACE-BASS 2]・・・5-1/2inch(5.5inch:14cm)のウーハーをサイドに2本ずつ計4本をドライブし、かつ前面に10inch(25cm)のパッシブラジエーターを装備したサブウーファー史上で最も風変わりなモデル。
そのユニークな構造で深く刻みのよい重低域を実現し、IMAGE 12やBLACK PEARL V.2との2.1ch〜5.1ch〜X.1chのコンビネーションでは音色と繋がりに優れた重低域を得る事ができ、単体でも極めて高いクオリティのサブウーファーです。
Connect URL
定価\152,250(1台)→ロングラン特別価格にて

ロッキーインターナショナル Connect URL
旧ラインナップ参考 Connect URL

2005/05/24  20:06

Fim Model880 買い取ります。
表題の通りですが、Fim Model880 買い取ります。
評価している人も居るようだけど...うちでは硬くて・うるさくて・味気無くて・乾き(渇き)すぎて・無機質で使えないという皆々様、ぜひぜひ売って下さい。^−^;
買取金額は4,500円〜2,500円の間にて。

4,500円クラス
コンバック正規品(グレーボディ)
挿し込みの保持力が強く、ブレード・ビスなどに削れ、なめりのない物。
Fimは保持力はかなり強く、プラグ(FI-25M等)との組み合わせによってはかなり力を入れないと抜けないくらいが通常です。
また、個体差で元々緩めの物もありますので、複数お持ちでない方はご自信での判断時にはお気をつけ下さい。

つまり、あまり使用していない状態の物です。
(抜き差しの頻度が少なく、挿しっぱなしという使用であれば問題ございません。)
また、コンセントのマウント用金具に反りや変形が無く、この金具部を見てミッキーの耳にあたる部分をカットしていない物。
外観の小傷・プリントの剥がれなどは大目に見る事と致します。
付属のプレートは無くても構いませんが、ビスは必須とします。
以上の様な状態で、Fimの刻印が左側にある後期モデル(通称:左Fim)に限ります。


4,000円クラス
4,500円クラスより、状態に問題が無くてもビスが欠けた場合。
また、ビスは有るが本体の状態がやや悪い場合。
「やや悪いケース」としては...
上下いずれかの保持力がやや低下している。
上下共に僅かに保持力が低下している。
ミッキーの耳部分をカットしている。
結線用の側面ビス(マイナスネジ)になめりが有る(上下どちらかは問題無し)。
金属部分には問題が無いが、ボディがボロボロ(プリント削れ含む)。
...などの内から1つだけ当てはまる状態です。
また、右Fimの良コンディション物も4,000円クラスにて買い取ります。

3,500円クラス
上記4,000円クラスの「やや悪いケース」より、2項目に当てはまる状態です。
(保持力など、重なる項目を除く。)
例えば、上下いずれかの保持力がやや低下していてビスが無い場合などです。

2,500円クラス
ビス無しでボロボロ、ミッキー耳部分無し、ボディやロゴ削れ、ビスホールなめり、汚れ等々、かろうじてFimである物。
また、輸入物の青いボディのFim Model880(通称:青Fim)も上記4,000円クラス程度のコンディションまでならば2,500円で買い取り致します。
(状態により、2,000円以下の査定でも買い取り致します。)

以下、3,000円・2,500円と大よその内容を上記に準じて査定していきます。
ただし、上記はあくまで例文であり、絶対的な評価基準ではありません。
また、前述の通り個体差もありますので数100個のFimを扱った当店にて責任を持って査定させて頂きます。

QVGAサイズ(320×240)以上の画像で前面・背面・左側・右側の計4枚、いずれも鮮明に写したものをメールにて送って頂ければ事前に査定を致します。

当方までの送料はお客様持ち、買い取り金額の振り込み手数料は(信用銀行を除き)当方が負担いたします。
(双方の口座への記帳を証書とし、買い取り書や領収書のやり取りは一切行いません。)
メールで事前にお名前・ご住所・電話番号を明記の上、大体のコンディションとご自身での査定額を添えて送信ください。
内容確認後、送付のお願いを返信いたします。
当店到着後、1週間以内にお振込みいたします。
店頭への直接持ち込みも可能ですが、事前メールの往復後とさせて下さい。

本件へのお問い合わせはメールのみとさせて頂きます。
以下アドレスをご利用ください。
mail to:manager@digitalside.net

2005/05/20  15:10

ギタリスト大募集!
久しぶりの更新なのに今日は非常に個人的な事ですが(!^−^;)、ただいまハードコア(メロコア)・デス(メロデス)・スラッシュ・メタル系のギタリストを緊急大募集しております。
バンド人口もオーディオ人口同様に激減しているという事はもちろん踏まえておりますので、基本的にはキャリア・スキル・年齢・性別を問いませんが、一応、こちらのバンド側からの(出来ればの)希望を書いておきますので参考にされて下さい。

まず、ジャンル・スタイルは上記の通りですが、具体的には当Blogでもさんざん紹介したROCK03・04・05などの既存バンドサウンドに近しいスタイルです。
中でも、
SHADOWS FALL・Children of Bodom・CARNAL FORGE・THE HAUNTED・NAGLFAR
FINCH・the used・THRICE・FUNERAL for a FRIEND
などのバンドやギターのプレイ・サウンドに共感・同調できるプレイヤーだと非常に嬉しいのですが、かなりレベルの高いギタリスト揃いですので
IRON MAIDEN Connect URL・GUNS N' ROSES Connect URL・MÖTLEY CRÜE(MOTLEY CRUE) Connect URL
あたりまでさかのぼり、要はガリガリ・ゴリゴリ・ジャリジャリの刻みが出来る方ならOKAYです。

付け加えると、歪み系の音作りが好きな方・ライブ経験のある方などもありますが、やはり人間的にも音楽的にも気の合う仲間が来てくれれば最高です。
(見た目はどれだけごつくても奇人でもモヒカンでもヴィジュアル系でも構いませんが最低限の礼節をお持ちの方。)
活動拠点(スタジオ)は主に横浜市青葉区・都筑区・港北区、スタジオは週1回(月3,4回)程度を当面としますが、ライブ・レコーディング前やその他の状況次第で頻度が上がる事があります。
また、個人練習やスタジオ外での音合わせや打ち合わせなども積極的に取り組みます。

当BAND構成はVocal・Drum・Bassの3人でベーシストはエンジニアも兼ねています。
3者いずれもバンドのキャリアが(複数)あり、オリジナルやライブやレコーディングを経験してきています。
当面はコピーやカバーなどで音合わせを中心にライブも含めて活動しますが、固まり次第すぐにオリジナル作成に入るつもりです。
「完全プロ思考」ではありませんが、あくまでプロを視野に入れたバンドであり、今後も長く音楽を続けていきます。
当バンドの平均年齢は24歳程度、ギター次第ではすぐにでもライブが出来るくらいのレベルは持ち合わせているとお考えください。
(メンバー同士が上手くハマれば上を狙える自信があります!)
こちらからは(するほど偉くないので^−^;)オーディションなどの選別は行いませんが、(こちらのレベルや音次第という方は)音合わせ後の検討を希望して頂いても構いません。

おおまかな当バンドの構成は以下の通りです。
Vocalはシャウト系でヘヴィメタル系のハイトーン型ではありませんが、J-POP〜J-METALのストレートな歌唱スタイルもOKAYです。
Drumはハードヒット・ハイスピード系ですが、ジャズやモダンなどもOKAYです。
Bassはオールラウンド系で刻みつつも・スライド&グリスを駆使したアプローチと多様です。
前述の通りフリーのエンジニアとしても活躍しており、当バンドのプロデューサー的存在でもあります。
MSV studio - Recording & Music Product - Connect URL
もちろん、当方を中心にオーディオにも精通しておりますので上手いだけじゃないサウンド作りもポリシーのひとつとして持っています。

と、いう事で当店が加入希望メンバーさんの窓口となりますので気軽にご来店・メール・お電話して下さい。
(ご来店・お電話の際は「黒江」をご指名ください。)
mailto:manager@digitalside.net

それでは、かっこいい音のギタリストさんお待ちしております。(マネージャー・ファン・お店のお客さんも。)
P.S.
このレポートに有効期限はありませんので、どれだけ月日が経っていてもピンときたらぜひ声をかけて下さい。

2005/05/19  17:37

GW休業のご案内。
GW期間中の休業は通常の日曜日・祝祭日の定休および、2005年5月2日(月曜日)・2005年5月6日(金曜日)の両日を休業とさせて頂きます。
また、4月30日(土曜日)・5月7日(土曜日)の店頭対応は事前のアポイントを最優先とさせて頂きます。
伴って30・7日は営業時間が変更される場合がございますので、ご用件・ご来店の際は予めご連絡を頂けますようにお願い申し上げます。

2005/04/28  15:02

ザ・ステレオ屋 MAIL de AUCTION!
ザ・ステレオ屋では、2005年ゴールデンウィーク特別企画として台数限定の大放出企画「MAIL de AUCTION」を開催いたします。

ルールは簡単です。
GW期間の2005年4月29日0:00〜2005年5月8日23:59までの間に以下の商品郡から「商品名・希望購入価格」と「お名前・お電話番号・ご住所」を明記の上、manager@digitalside.netまで送信して頂くだけです。
各商品には最低価格が設定されておりますので、その価格と同額以上であればお好きな価格にて応募して頂けます。
(こちらConnect URLにメール用テンプレートもございますのでお使いください。)

お一人様につき応募商品の種類数、値入(1円単位)に制限は設けませんので何口でも応募して頂いて構いません。
例えば、DLS-3500Rに\37,001-で入札応募しても(競合を意識して)途中で\40,000-にて再度の入札応募もOKです。
DLS-3500RとRCB-4両方への応募もDLS-3500RとRCB-4とAT-PC2002の3点への応募もすべてOKで、原則的には自由です。
2005年5月9日に集計し、上記条件を満たす応募の中からもっとも高い金額を指定していただいた方に販売させて頂きます。

以下が商品のリストです。
すべての商品が未使用・未開封の正規メーカー製新品で定価はすべて税別表記ですが、最低価格にはすべて消費税・送料(離島・沖縄を除く)が含まれています。
スピーカー・スタンド・RCAケーブルはペア価格、ウーファー・電源系は単体価格です。


●Sonus faber:SPEAKER:Concerto Home
 \216,000 -> 最低価格\130,000(税込・送料無料)
 Connect URL
○Sonus faber:STAND:Stand f
 \70,000 -> 最低価格\43,000(税込・送料無料)
 Connect URL
●Velodyne:SPEAKER:DLS-3500R(Black)
 \50,000 -> 最低価格\38,000(税込・送料無料)
 Connect URL(サイズ・重量等は本国配布のpdfに記載されています。)
○ACOUSTIC REVIVE:AC Accessory:RCB-4
 \50,000 -> 最低価格\27,000(税込・送料無料)
 Connect URL(ページ下部参照・上部の定価は間違っております。)
●ACOUSTIC REVIVE:AC Accessory:RTP-6 evolution
 \90,000 -> 最低価格\55,000(税込・送料無料)
 Connect URL
○van den Hul:LineCable:The Jubilee (RCA 1m)
 \40,000 -> 最低価格\30,000(税込・送料無料)
 Connect URL(VDH-JUBILEE-10W)
●ACROLINK:LineCable:8N-A2080II RCA
 \98,000 -> 最低価格\66,000(税込・送料無料)
 Connect URL
○audio-technica:AC Cable:AT-PC2002
 \31,000 -> 最低価格\16,000(税込・送料無料)
 Connect URL
●audio-technica:AC Accessory:AT-PT2002
 \51,000 -> 最低価格\24,000(税込・送料無料)
 Connect URL
○PMC:SPEAKER:LB1 Classic(Walnut)
 \OPEN -> 最低価格\275,000(税込・送料無料)
 Connect URL(ウォールナットのみの取り扱いです。)

(離島・沖縄への配送は1セットあたりにつき、一律+1,500円となります。)

それでは、楽しいGWをお過ごしください。

2005/04/28  12:34

唯一無二 LB1 Classic 専売開始!

この度ザ・ステレオ屋ではPMCの創業時に作成され、英国BBCをはじめとする世界中のスタジオ・エンジニアに愛好されているLB1を輸入元ヘビームーンと公式に提携し全国唯一のPMC公認LB1 Classic取り扱い店として販売する事となりました。

これまで自らのバンド・スタジオ経験に加え、オーディオ専門店の店員キャリアとしても「フラットな特性」と自負する数々のモニターを聴き比べてきましたが、音決めを担当している各ブランドのエンジニアの聴力・聴感を疑うほどに総てのモニターは均一な音出しとは言えず、且つ音色に独特のニュアンスを持った物でした。
そして、数年前に初めてLB1を聴いた時に感じた「これこそがフラットでリニアな特性」と思わせてくれるサウンドに惚れ込み、途絶えていた名機の輸入を再開する為に奔走を開始したのです。

奇遇にも途中に世界限定250ペアの"Signature MODEL"の発売がありましたが当店は内10ペアを早々に完売、その間も、そして今も尚LB1を超えるモニターに出会うことがなく輸入の交渉を再開・継続し続け、この度の入荷となりました。


PMCのシンボルであるトランスミッションラインによって最大限に引き出されたDYNAUDIO製LFユニットからはしっかりとした芯と輪郭の中低域、そしてエンクロージャーサイズを超えた深い音階までの再生ながらも最低域まで引き締まった音像がハイスピードに展開します。
更にHFには艶や輝度を加え色付けを感じさせずムラの少ないvifa製のソフトドームを採用。
不要な滲みや響きの無い忠実な再生と高い分解能は強弱や距離や余韻を正確に展開します。

そして2つのユニットは生来の相性の良さとネットワークによって抜群の繋がりと位相特性で重なり合い、2wayでありながらフルレンジ(シングルドライバー)でさえも凌ぐ高い定位感を作り出します。

その音像と奥行きのある音場はボリュームに左右されずに小音量でもバランスを失わず、大音量でも音像を崩しません。
ハイスピード・フラットな周波数特性・立ち上がりの早さ・ぶれの無い音像・他に類を見ない繊細に分解された音はオーディオの真髄のひとつとして「高価なオーディオで機器・機械の音を楽しむ」スタイルではなく、ソース(音源)の音を変えずに余す事なく再現し「プレイヤーのニュアンスや音作りの感性をそのままに見聞きする」大切さを改めて教えてくれるはずです。

英国PMC Connect URL

P.S.
堅めのPR文ですが、すべてのメディアで使用できるように書きました汎用性の高いレポートをまずはそのままで掲載いたしました。
多分にP.S.なレポートを書くつもりでおりますので、少々お待ちください。

また、本当に全国でも当店のみでの取り扱いゆえにヘビームーンの設定した定価374,000円(税別)をベースにした価格ではなく、定価は\OPENという前提でLB1 Classic (Walnut)・・・\2XX,000-(20万円台)での販売とさせて頂きます。

お店では既にデモ機の展開と販売を開始しており、順調に販売も進んでおります。
今回オーダーしました全台数中の約半数の入荷遅れに伴ってご案内も遅れてしまいましたが、遅れていた残りのセットが入荷いたしましたので晴れてお披露目・ご案内させて頂きました。
希少な入荷となりますので、ご所望されている方はお早めにお求めください。

2005/04/26  19:26

バチコンとは。P.S.
-postscript-
下記に連載の「バチコンとは。」にて、今現在もっとも多く存在しているであろうと思われる中高齢ユーザーによるミドル〜ハイエンドオーディオに対して「あえて」辛辣な表現を用いた事は僕自身が多分に自覚しております。
Blogを読んで頂いた(特に中高齢の)ユーザー様の中にはその毒舌ぶりに憤慨された方がいるかもしれません。
その様な方へ、まずは「他意の無き事」と「誤解をされないようにお願いしたいという事」をお伝えし、「P.S.」という事で少々の追伸を書く事にいたしました。

まず、「そもそも誰が定義したのか」「世間一般に認知されているか」は別としても、オーディオは芸術のひとつとして捕らえられている観点がある事は確かな事実です。
そして、もちろん当店でも専門雑誌の表紙を飾るハイエンドブランドの商品の取り扱い及び販売は当然の事ですから、現在のオーディオ界においてその芸術性を高く評価された音質・音色・デザインなどの総合的な価値観の高いブランドが多数存在し、高額な商品を作りその高額な商品が売れるという事に何ら疑問を持っているわけではありません。
さらに中でもキャリア・評価・画期的機構・オリジナル設計などの圧倒的な付加価値をブランド力に持ったブランドは有名・高級ブランドとして崇められる所以だとも認識しています。

もちろん、高額になる理由はブランド力の持つ付加価値だけでは無く、線材・筐体・トランジスタ・コンデンサ・抵抗・コイル・トランス・ドライバー・ピックアップ・IC・真空管・クロックなどなどの素材による高騰にも大きく起因しています。
しかし、良質なパーツで組み合わせるだけなら誰にでも高級オーディオは作れてしまいます(よね)。

ですから、高質素材でビルドされたベースに独自の音質向上のアプローチや各々の信じる芸術性を加える事によって独特の世界を描き出すのが多くのブランド品の傾向なのです。
そして、これらの色艶・気品・美観・風味を持つ機器やケーブルやアクセサリーをふんだんに使用し、構成されたオーディオでは「味に味を足した」「色に色を付けた」複雑怪奇な音になってしまう事(が往々にして多々ある事)を理解して頂きたいのです。

好みの色があるように、皆様にお好きなブランド(音色傾向)がある事に異存はありません。
その色が水色だとして、ほんのり赤い機器やオレンジ色のケーブルに深緑の電源ケーブルを通ってしまっては、もう何色かは分からなくなってしまうものです。

だからこそ、バチコンは「付帯音0」や「色・味の中和」で出来るだけ透明なベースを作り、透明な水を流すかのように音を変えずに流し、音源の音を第1に大切にしながらも好みの水色を1滴入れた事が「よく分かるオーディオ」を心掛けています。


バチコンとは、ブランド力に任せてシステムすべてにブランド品を薦め「高級ブランドだから悪いわけが無い」と「色に色を付けた複雑怪奇な音」をユーザーに推進する多くのショップやメディアへのアンチテーゼです。
という事で、憤慨もしたけど実は内心ではドキッとしてしまった皆様にもザ・ステレオ屋のオーディオに対する潔白で真摯なスタイルが伝われば幸いです。

2005/04/19  20:22

バチコンとは。3 -finale-
タイトル「バチコンとは。」の通り、本日は完結編です。

これまでのまとめとして当Digitalsideのコンテンツにはバチコンを象徴する単語として
「ハイスピード・定位・音像・輪郭・高S/N・鮮度・シャープ・クリア・付帯音0・無脚色・写実的・原音再生・中和・位相特性・過渡特性・立ち上がり・切れ・抜け・ピーク・歪み」
等々、数々のキーワードが出てきました。

総合的に言えばこれらのキーワードはすべて相互的に関連しており、同じベクトル(または同義語)に向いています。
例えば「ハイスピードでシャープな音像定位」を求めるなら「付帯音の少ない高S/Nで鮮度を重視」したシステムを目指して「原音再生型で無脚色なコンポーネント・ケーブル・アクセサリー」を選択していけば自然と求める方向性(バチコンサウンド)に向かっていくという事です。
同様に「丸めず、抑えず、しっかりと音源中のピークを出していけば自然と立ち上がりが鋭敏になり、切れとスピードのあるサウンドになる」など、その相互的な関係はどの角度からでも入る事が出来ます。

また、誤解の無いように付け加えるとすれば若いオーディオユーザーやロックリスナーならシステム全てを「バチコン系」にしろ!と言っている訳ではありません。
僕の耳(分析)が絶対では無い事も当然ですし、「良い音とは。」においても各々の好みが最も大切な事を訴えている通りで自信が好ましいと思えば、それが僕にとっては味付きの非バチコン系と位置づけるモノであってもそれを否定するという事ではありません。

更に、前回のBlogや他のレポートでも「中和」という言葉を使用しているようにケーブルワークやインシュレートによって機器の持ち味・色合いを活かしつつもニュートラルなサウンドにシフトして機器はそのままでも「バチコンセッティング」と呼ばれるようなサウンドチューニングもバチコンの持つ意味合いのひとつです。
だからこそ、バチコンには思い切りの良い音の意味や気概も含んでいると抽象的な表現をしてみたりもしたのです。


...という事で、そろそろ結論を出さないといけませんね。^−^;
我がザ・ステレオ屋が新たに展開する「バチコンオーディオ」とは、旧来のオーディオに顕著な機器やケーブルによって作られた音を「再生」して楽しむオーディオではなく、出来るだけ色付けを少なく抑えて音源・ソースに収録された音を「再現」するオーディオ(へのアプローチ)です。
そして、バチコンこそが永らくの間、誤った使われ方をしてきた「ピュアオーディオ」であり、「HiFi(ハイファイ)」の真の姿だと思っています。

そして、たまたま旧来のオーディオで虐げられてきたロックやポップスというジャンルがHiFiな再生、もとい再現を必要としている事に気付き追求した結果がバチコンだったという事です。
最後に...ここまでの解説で具体的なバチコン系の機器・ケーブル・アクセサリーの製品名を挙げる締めくくりを想像されたかもしれませんが、実はすでにDrummer's AUDIO・Guitalist AUDIOをはじめとする各レポートやBlogにおいて紹介は始めていました。

この集中連載は今後のレビューやレポートで伝えたいメッセージをより伝わりやすくするためでもあり、今後のBlogやレポートにはバチコンという言葉をどんどん使っていくつもりです。
と、いう事で当HPをくまなくご覧頂ければバチコン系の機器やケーブル、バチコン系へのセッティングやアプローチの方法がお楽しみいただけると思います。
(人気コンテンツだったようですが)しばらくお休みしていたレビューも再開しますので今後ともご来店よろしくお願い致します。

2005/04/15  18:55

バチコンとは。2
(用語集より)連載3回目となりますが、徐々にバチコンの秘訣を紐解きつつバチコンの真相・深層に迫っていきたいと思います。

僕が原音再生(というよりアンチ美音創造)にこだわる理由のひとつに「今は原音再生が狙える環境があるのだから」という理由があります。
大昔は「アナログ・真空管」が主流だった為に「位相特性・過渡特性」に優れないオーディオシステムだった(詳しくは後日のレポートにて)せいでしょうか、ピークや歪みを抑えた音を良しとする悪い伝統が現在まで続いてしまったようです。

特にCDは録音・再生ともにレベルが低い時代が続き、現在のSACDのように大昔のマスターを引っ張り出して焼き直すだけのチープな状況が90年代頃まで続いています。
そのため、誕生後しばらくのCDは音が悪いとレッテルを張られており(「デジタル臭」なる言葉もこの頃だからこそ生まれた言葉だと思うのですが)、このような問題・関係もあった為に全盛期のオーディオを支えてきた御仁達は現実的な音よりも非現実的だけど美しい音を求めてきたのだと思うのです。

そして、そんな美しい音を好まれる御仁達はよく「ピアノが硬い」とか「ヴォーカルのサ行がきつい」とか変な事を言いますが、元来ピアノは弦を木のハンマーで叩いて出す音なので芯があって硬いと感じる事があって当然で、ヴォーカルもサ行・タ行の出だしにおいて鋭角な立ち上がりの音を出す事もしばしばあって当然です。
(もちろん、自身が絵画的で美音創造である事を自覚されている上での表現ならば問題はないのですが...。)

そして、「ピアノの硬さ・ヴォーカルのサ行」に代表され、絵画的・美音創造マニアに忌み嫌われる音こそが新しいオーディオ(特にROCK)には必要な「ピーク・歪み」なのです。
当然、音源に収録された音に忠実に「ピーク・歪み」を再生するだけで、わざわざクリーントーンに「ピーク・歪み」をアドオンするという意味ではありません。


例えば、ディストーションは文字通り電気的に歪ませた音で弦の振動が細かく分解され、サンドペーパーで擦ったようにザラザラとした音が加算されています。
シンバルはアタック時に耳を針で突いたような鋭利なピークを持っています。
ヴォーカルは喉の乾きや掠れた空気音、サ行は歯の隙間から鋭く息が洩れ、タ行には舌先のアタック音が混じっています。
ベースは低い音階の芯にガリガリの歪みがかかり、バスドラは鈍器で殴ったような硬いアタックの立ち上がりです。
しかも、僕が好んで聴くロックは醜悪で下劣な音楽です。(すべてではありませんが、ほとんど。^−^;)
白目を剥いてプレイする姿や汗にまみれ乱れ狂う姿は(音源に収録された)音を上品に作り変えるようなシステムからでは想像できないのです。

つまるところ美意識で、「ピークを削ったり、粗さを埋めたり、声に潤いを与えたり、音を軟らかくしたり、温もりを与えたり、絃に艶を乗せたり、不自然な余韻を加えたり、音に丸みを帯びさせたりして聴きやすくするような高尚で美しいオーディオ」では(CDの録音レベルが向上した今となっては)本当の音が聴けないという事です。
(ロックを軸に表現していますがクラシックでも同じだと思います。)

...という事で前回までの流れですでに明白ではありますが、色付けや味付けを嫌う我がバチコンサウンドへのアプローチの第一歩は各コンポーネントやアクセサリー・ケーブルには様々な要素において癖の少ない物をまずは選ぶ事です。
更にロックは「ディストーションのザラつきが聴こえ歪んでいるか」「シャウトやハスキーが擦れているか」「鋭角なピークが出ているか」等々というチェックによって各機器・ケーブル・アクセサリーの色付けの有無を非常に簡単に分析できる優れたジャンルだという事を付け加えておきます。

2005/04/08  18:28

バチコンとは。1
(お蔭様でこのBlogからご来店のお客様の対応にも追われ)筆者多忙につき、なかなか集中して書く事が出来ずにまたもや間が大きく開いてしまって申し訳ございません。
また、このバチコンについてを集中連載する予定でおり、しっかりと文章を練れる時間に少しずつ書き進めていました。
...という事で今回もバチコンについてで、より具体的なバチコンサウンドの詳細をお伝えするつもりです。

前回に「収録された音に忠実な付帯音0」という表現を用いましたが、「付帯音0」を現実のものとする具体的なシステムはどのような組み合わせになるのでしょうか。


今回まずは、(再三になりますが)ほとんど全てのオーディオはクラシックに照準を合わせて開発・設計・音決めされており、且つ絵画的な特色を持った機器がほとんどだという点をもう一度おさらいさせて下さい。

オーディオ機器の多くは「写実的・原音再生」ではなく「絵画的・美音創造」です。
ケーブル(電源・インコネ・スピーカー)やラックやスタンドもまた、多くが「写実的・原音再生」ではなく「絵画的・美音創造」です。

少し例え話をします。
シンプルなシステムでもCDP・INTERCONNECT(RCA・XLR)・AMP・SP_CABLE・SPEAKER・AC_TAP・RACK・AC_CABLE*3・WALL_OUTLET(壁コン)と大体10種類の製品で組み合わされています。
オーディオはケーブルが1本欠けても音が出ないのですから、関わりあう全ての機器の音が混ざり合うものです。

これら一つ一つが味だとして、和・洋・中・欧・亜などの様々な料理を思い浮かべてください。
一つ一つは高級で美味ですが、次から次へと口の中に違う味の料理が詰め込まれていきます。
(どこぞやの高級店なら年代物のワインまで飲まされて)それら全てを一緒に噛んで口の中で混ざり合うのです。
今、何食べてるか分かりますか?
そして、味わいたかった味にはなっていますか?
これが、今のオーディオの現状です。(特にハイエンドは音のマイスターによる味付けが付加価値となるので味付けが顕著です。)
せっかくの高級な料理でも何を食べてるか分からなれば、ファーストフードにも及ばないのです。

もうひとつ訊いてみましょう。
では、それぞれの音の魅力に駆られ・納得して手に入れた沢山の機器・ケーブル類ですが、どの音を一番色濃く出したい・主張させたいですか?
........今、自分の機器の一番高価な機器やお気に入りのケーブルを思い浮かべた方はご自身が絵画的で美音創造のオーディオマニアである(かもしれない)事を自覚されて下さい。^−^;

純粋な音楽ファン、オーディオユーザーなら音源に録音された音を一番色濃く出したい・主張させたいはずです。
だからこそ、バチコンオーディオのコンセプトが混ざり合う機器の音で色彩や芸術、甘美や豪華さなどを足して聴く絵画タッチではなく「収録された音に忠実な付帯音0」を意識するオーディオなんだという事なのです。
(勿論、しっかりとプランニング・サウンドコントロール・中和されている前提であれば味を持った機器などをふんだんに使用する事も可能です。)

と、今日は例え話で終わりです。(早めに続けます。)

2005/04/07  20:14

ザ・ステレオ屋 用語集 -番外編3-
前2回では「ドンシャリ」「スカキン」というサウンドの特色・特徴を表現する言葉を紹介しましたが、実のトコロは本日ご案内する言葉の伏線・前座・プロローグでした。
ドンシャリ要素も含み、スカキン要素を含みでつつも、ドンシャリでもスカキンでも無い、ザ・ステレオ屋から生まれた新しいサウンドスタイルの「バチコン」(ネーミングセンスはまあ置いておいて、その気概)をご紹介させて頂きます。
と言うのも、この「バチコン」こそが今までの様々なレポートの中に沢山のメッセージとして含め続けてきた当店のポリシーを端的に表現した合言葉のようなキーワードなので、どうしてもこの場でお披露目しておきたかったのです。

バチコンの誕生秘話というほどではありませんが、この言葉を使い始めたそもそものきっかけには数年前から若い世代・新しい世代の感性でオーディオを展開していた当店には若いユーザーがごく自然に訪れるようになっていました。
ある時そんなユーザーから「このお店の音は一言では何と表現すればいいんですか?」と聞かれ、とっさに答えた一言がそのまま変わる事なく定着したという(単純な)流れです。
とっさに言った一言なのでしばらくの間は「もっと良い(格好良い)表現ないかなあ」と考えてもみましたが、何度思い返しても言い得て妙なウマい言葉だと一人で納得しました。

前置きが長くなりましたが、あとはいつも通りの解説です。

バチコン・・・タイトな低域と明確に張り出して定位する中域(ヴォーカル・ギター)を「バチバチと張りのある中域」と「コツンと濁りや丸みの無い低域」という意味合いで当店が(ROCK・POPS・CLUB・SOULなどを主軸としたオーディオの)コンセプト・ポリシーとするサウンドを表現するためのオリジナルな愛称です。

とは言っても「バチコン」は前2回の「ドンシャリ・スカキン」とは異なり、「CDに録音された元の音を変色させて再生をするような」音作りやサウンドテイストを意味するではありません。
あくまで、収録された音(元の音)に忠実であるという事が大前提でオーディオではひとつの大きなテーマである、余計な音・余計な響き・余計な色を排除した「付帯音0(ゼロ)」を意識しています。

また、いつも言っている通りで音の好みは人それぞれですから「付帯音0」だけにこだわる必要はありません。
言葉の響きからも伝わると思いますが、どこぞやのベテランが作り上げるような、人生を語る・美徳を押し付ける・頭の固い・おやじ臭い音ではなく、前向き・元気の良い・若々しい・思い切りの良い・鳴りっぷりの良い・自分の個性を投影できる、そんな音作りをしたい(して欲しい)という願いとか思いも含まれています。
「チャレンジ精神」という言葉がもっとも近いでしょうか、(どうせROCKもPOPSもCLUBもSOULもHIPHOPもHOUSEもBLACKも聴かないような大人達の作った無関係な)今までのセオリーや芸術論はあまりにも方向性が違うので意味を持ちませんので、昔の常識からは一切離れて何にでもチャレンジしてみよう!という感じです。

アナログがどうとか、真空管の方が良いとか、部屋が全てとか、やたらと決め付けたがるセンスの無い人々はセンスの無い人達だけで楽しんでもらうとして、このblogの愛読者の皆さまには是非、バチコンオーディオを楽しんでもらえればと思います。

P.S.
このブログから沢山のユーザーさんが続々とお店に来て頂いています。
遠方の方も(購入前提でなくても構いませんので)まずはメールや電話でもお話させて頂ければ幸いです。
「こんなオーディオショップがあったのか」と必ず喜んでもらえる事を約束します。

2005/03/12  20:33

ザ・ステレオ屋 用語集 -番外編2-
本日も昨日の用語集の続きという事でちょっとオーディオをやっていないと耳慣れない「スカキン」という言葉です。

スカキン・・・スカスカとキンキンという2つの言葉を接続した用語で高域が強めのヒステリック気味な状態や情報量不足で目の粗い状態などに使われている事もあるようですが当店では主に「中域〜低域を分解しすぎて高域がやや走り気味になり軽い音になった状態」を指しています。
また、「キン=金属的」と考えがちですが分解が過ぎるとドライでパサついた高域になる事も多く、かえって金属的な感じが損なわれる事もあってこれも一概ではありません。

「スカ」は特に輪郭の見えなかった低域などを細かく分解する事により、音の粒子が繋がって(団子になって)「ボウボウ」「ボフボフ」「ボンボン」と混濁化した状態から音の粒子間に隙間を作って音のエッジ(輪郭・境い目)が見える状態にシフトさせる事を指します。
「キン」は滲みがかった、響きの強い、余韻の強い状態の高域を分解する事によって余計な付帯音を削り落としたクリアで鋭く立ち上がる高域にシフトさせる事を指してます。
総じてシャープ・タイトに追い込んで響きや膨張といった遊びの音をカットした音のダイエット的な要素となり、スピードや定位感の向上を狙う上では重要なスタイルの一つです。

また、このスカキンもドンシャリ同様で少々悪く言われがちのようですが、これは低域だけ分解しようとしたトコロ高域にまで影響が及び「スカキン」な状態になっていたりする事からドンシャリ同様に悪い意味合いとして使用されることがある為であり当然誤解されている表現です。
もちろん、あくまで当店では一つの傾向として捕らえておりシャープネスを向上させていくスタイルとして低域の締りや高域は刺々しさや輝度の強さを必要とするROCKでは必須となるスタイルです。

また、分解と情報量は両極を成す要素で前述の通り分解が過ぎればスカスカ感が強くなりますが、情報量(密度感)が高くなると団子状でボタッとした歯切れの悪い音になってしまうので分解や情報量は適度なバランスを維持しながら高めていく事がオーディオの理想的なアプローチとなります。

当方が用いる具体的な手法としては(電源等で最低限のS/N・レンジ・解像度・情報量などの基本性能を抑えた上で)まずは分解を高めていき少々スカキン的な状況まで追い込みます。
次に情報量や(特に低域の)レンジ感をもったケーブルなどに入れ替えて現状の音数が目減りする事のないように音の厚みや濃さ、太さを引き出します。
あとは各種ケーブル・インシュレータなどでこれらのレベルを交互に引き上げていくという手順です。

「スカキンサウンド」がバカにされない為にも情報量あってこその分解、分解あってこその情報量という事を意識した音作りが出来る事が大切です。

2005/02/26  17:49

ザ・ステレオ屋 用語集 -番外編1-
大風邪を患ってしまい、またもや更新ストップさせてしまいました。

体調が回復しだいモニターやケーブル・アクセサリーの製品紹介を5〜6つほど予定しているので記事が書けるようになりましたら(ラストスパートという事で)1日で2,3の更新をさせていただく事になるかもしれません。

という事で本日はいつもとちょっと趣向の違う用語集です。
いつも聞きなれている言葉だけど雰囲気だけで使っててイマイチピンこない言葉や専門的ではないけどよく出てくる言葉、加えてザ・ステレオ屋オリジナルな用語の案内です。
1回目の今日は誰もが一度は耳にした事がある「ドンシャリ」について解法したいと思います。

ドンシャリ・・・俗に悪しき音の代名詞として定着している感のある言葉ですが、これはオーディオ=崇高な音(であるべきだ)と勘違いされている誇り高く気高い(大)先生方に悪い音と定義されてしまった言葉がそのままに世間一般化した(さすがの影響力!)だけであって、本来は一概に悪いイメージとしてだけ考えるべき言葉ではありません。
その根拠も含めて分析的にドンシャリを解説したいと思います。

「ドン」は低音・重低音を表している部分で音量・音圧が高く、(比較的)伸びのある・濃い・芯の太い(骨太)・重々しいといった特徴に使われるケースが多いようです。
悪く言えば、抜けの悪い・芯の見えない・鈍い・音階の表現性に欠ける・低解像度といったトコロです。
「シャリ」は高音を表す部分でやはり音量が高く、(比較的)高輝度・粗め・広がり(無指向性)・高アタック感といった特徴に使われるケースが多いようです。
悪く言えば、にじみっぽい・響きっぽい・歪っぽい・アクの強い・低分解能といったトコロです。

要は「中抜け」と呼ばれる中音域(中域)の引っ込んだ、または薄い状態の音でこれだけならば中抜け型と認識されるだけで良いのですがJ-POPSなんて(中抜けとはいえ)歌を中心に「ズッタンズッタン」とリズムが出ていれば(いつも言っているような雑多な再生には)十分だと考えられ一時期のミニコンポやポータブルなどのゼネラルオーディオの音決めに積極採用された事によって、そのクオリティはドンシャリのクオリティそのものではなく機材のクオリティの低さから「ドンシャリ=悪い音」という定義が定着してしまったという流れにもなっているようです。

つまり、ドンシャリサウンドと呼ばれる音は総じて音のコントラストが高くメリハリがある為に主の音ばかりが強調されて出てきてしまい、その分微弱音が埋もれてしまうという状況が余計に粗悪なイメージを増長させ、更にサウンドが粗っぽいというイメージも手伝って「ドンシャリ=幼稚な音」と安易に解釈され続け、ミニコンポなどのS/N・解像度・音場性・情報量といった基本性能が低いドンシャリサウンドがドンシャリの全てであるかのように言われてきたのです。

しかし、ドンシャリにもピンからキリまであるので前述の通り一概に悪いイメージとしてだけ考える必要はなく、粗さや情報量や透明度に抜けなどを重視し、且つ中抜けを適度にフォロー(高域・低域のブーストを押さえ気味に)して作り上げられる「高級ドンシャリ」などと呼ばれるスタイルも十分な存在意義を持っています。

その興味深い比較としてですが、対極的な言葉に「かまぼこ型」という言葉があります。
これはドンシャリの反対で高域・低域側の両端がお辞儀したように丸くカーブを描いて落ちて来る様子の通り、一口に言えばレンジの狭い音という表現を持った言葉です。
今の僕らが聴けば「こんな音はありえない」と思えるようなナローで冴えの無い音調となり、実際にも年齢(聴感・音楽センス)が若ければ若いほど「かまぼこ型」の音は受け容れられないようです。

しかし、昔は「ドンシャリ」よりも「かまぼこ型」を支持するユーザーが殆どだったので時代(音楽や感性)と共に変化してきており、今は「ドンシャリ」の方が一つのスタンダードとして認められてきているという事です。
実践的にもROCK・POPS・CLUB系サウンドのベースとしては「ドンシャリ」状態を作っておいてから補正をしてより洗練された「高級ドンシャリ」へ、更に中抜けを克服して「元ドンシャリ系」へと進化させていく手法も有効です。

という事で、周りの悪態に負けぬようドンシャリズムを持ち続けてください。^−^;

2005/02/25  19:49

遅咲きのAyre!

1月に続き、またもや更新が出来ないまま下旬を迎えてしまいました。
「いつも見てるのに...」と言われるリピーターの皆様には大変申し訳なく思っております。
1月同様に本日より毎営業日の更新をするつもりですので、これに懲りずに引き続きご来場ください。

好評という事もありますが、ネタがたまっている事もあり本日も第6回「ROCKで使えるミドル〜ハイエンドオーディオ」(機器の紹介)です。
という事で発売よりちょっと時間が経過しているのですがAyre [K-5x・V-5x]をご紹介させて頂きます。
(読み物の「デジタルでも音が変わる訳。」「オーディオ的2つの上流。」「良い音とは?」の完結編も決して忘れておりません。^−^;)


なぜに今更Ayre?と思われるかもしれませんが4,5年前にK-1x・V-1xが発表されたあたりからショウでは必ずこのアンプの音が聴けたのですが、「Ayreはシャープでハイスピードで鮮やか」という周囲の意見に「耳悪すぎじゃないか?」と思えるほどに「それほどまでは」僕の好みではなかったのです。
確かに他のミドル〜ハイエンドアンプに顕著なフワフワ、しっとり、さらさら、ツヤツヤなエレガント系に比べれば全帯域で位相のずれを感じないし低域は締まってる方だし、抜けは抜群で定位も前で安定してくれるので嫌いな音が多い中ではすごく好きな部類です。

でも、もっと低域を締めたいし、もっとスピードが欲しいし、全体的に艶っぽい音だし、音場を広くしたがっている感じでやっぱりお上品です。
(これではハイゲインのディストーションが滑らかに聴こえてしまってダメじゃないか!と。)
やっぱクラシックしか聴かないとこの程度のスピード・抜け・切れで十分満足してしまうんだと、Ayreにも雑誌やネットの情報に(いつもの事ながら)がっかりしていたのです。

そして、2年程前にこのK-5x・V-5xが発売されても、あくる日にお客様のご指名でデモ機を聴かせて頂くまでは注目せずにいた為にちょっと遅れてのレビューとなったのですが...。

K-5x・V-5xを初めて聴いた時、最初は歌モノを聴いたのですが「Ayreは空気を意味するAirの古典表記です。」と謳われている事を思い出しました。
あまり細かい分類にはこだわりたくありませんが、ある種のさわやか系で天井を取っ払ったような上につき抜ける印象です。
でも、この印象は上位機種でも同様に感じていたので、これだけでは「それほどまでは」僕の好みではありません。
そこで、いつものようにROCK03・04での試聴です。

いつもと同じフレーズで恐縮ですが、スネアやシンバル、ギターの切れが凄まじく思わずニヤケてしまった事を覚えています。
ギターやシンバルはエッジや歪感を丸めず、滑らかにせずに、(音が見えるとしたら)粒が小さくて見えないほど細かさが出ています。
バスドラは締りつつ瞬間的に「ドッ」と前に張り出してくる反射神経・瞬発力の高いスタイル。
ハジけた感じというか、良い意味で溜めの無いサウンド。
それでいて瞬間的に広がってすぐに収束する感じでしょうか、パーンッと空気中に放たれる開放感とスピード感を両立しているのでパートのセパレーションも抜群です。
地を這うような低域は味わえませんがタイトさと解像度が高く力強さも持ち合わせており、ヴォーカルは自然体で強弱がよく伝わって甘いトーンもハスキーもシャウトも鳴らし分け出来ています。

これぞ、ハイスピード・高分解というサウンドは0FB(ゼロ・フィードバック)特有の長所でFeedBackを掛けない事によって(特に)特性上はS/Nが悪くなったりするのですが、高い鮮度が保てるというメリットがあります。
同様の意のNO-NFB(ノー・ネガティブフィードバック)を採用しているアンプは多くありますが、音作りし過ぎでこのメリットを活かしきれていないアンプが目立つ中、0FBの存在意義を強く印象付けてくれました。

そして、限りなく癖を感じさせない無味無臭なサウンドは(中はスッカラカンなので)これがAyre=空気の由来?と思わせるほどに淡白なショートサーキットから生み出され、且つコストダウンの為に左右の各パーツには全く同じアッセンブリ(片側ch分)を(片側は)ひっくり返して使用した事で更に単純な構造となり、Ayre=空気という名に恥じない爽快感を作り出しているようです。


「Ayreは空気を意味するAirの古典表記です。」これなら納得のブランド名です。
...ステラヴォックスさん、注意深くなくて申し訳ございませんでした。
という事で、当店では遅咲きのAyreとなりました。

お約束ですが詳細・試聴・価格等、気軽にお問い合わせください。

2005/02/19  20:30